痛まないとなかなか足が向かない場所、歯科医。

肌と違って口の中は頻繁に見るわけでもないので、トラブルに気づくのはたいてい痛みを感じてからですよね。

 

ですが口の中の環境は年齢と共に刻々と変わっており、「何これ?」というトラブルも起こりやすくなっています。

そこで今回は、アラフォー女性が気を付けたい歯とお口の中のトラブルについて、

東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックの院長 新谷悟さんにお話を伺いました。

 

-アラフォー女性が起こしやすい口内トラブルやお悩みには、どのようなものがあるでしょうか?

 

「年齢を問わず虫歯などはよくありますが、それ以外ですとまず、歯のすきまができて、歯並びやかみ合わせがなんとなく変わってきた、とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。

この原因はかみ合わせの異常と、長い間についてしまったかみ癖、歯周病などが原因になっていることが多いです。

 

次にあるのは、顎の関節が痛い、音がする、口が開けにくいといった症状。

これもやはりかみ合わせの変化や、年齢による顎の関節への負担、噛むための筋肉のコリ(過緊張)などが原因です。

 

口臭が気になる、歯が浮いた感じがするといったケースもあります。

口臭の原因としては歯周病や、体調不良(ストレス)による胃腸障害などが考えられます。

歯が浮いた感じがするというのは、疲れ、ストレスによる免疫能の低下と歯周病によって引き起こされていることが多いですね。

 

疲れ、ストレス、ビタミン不足などの様々な原因による口腔粘膜の異常によって、口内炎がよくできる、口の中が痛い、違和感がある、味が変に感じられる、といったことも起こる可能性があります。

 

見た目の部分では、歯の黄ばみが気になるといった方が多いですね。

これらはワイン・コ-ヒ-などのステイン、喫煙のヤニ、歯周病や歯石、年齢による黄ばみが原因と考えられます」

 

 

-なんだか、これまであまり経験したことのないような症状が出てくるんですね。

 これらのトラブルにならないように、日常生活で気をつけるポイントはどんなものでしょうか?

 

「歯のすきまができてきた、歯並びやかみ合わせが変わってきたといった場合はなかなかご自分で治していくのは難しいので、口腔歯科でマウスピース矯正などプチ矯正(部分矯正)をする、といったことになります。

かみ合わせが悪いと頭痛や肩コリの原因にもなりますし、顔の形にも影響が出てきますので、早めの対処が大切です。

 

顎の関節が痛い、音がする、口が開けにくいといった場合も治療が必要です。

具体的には顔にある咀嚼筋をマッサ-ジしたり、ナイトガ-ド(治療用のマウスピース)、漢方療法などを行います。

 

口臭が気になる。歯が浮いた感じがする場合。

日ごろの歯磨きを正しくすることが基本で、歯科医院で定期的な歯石除去などを行うこともお勧めです。

歯が黄色くなってきた場合には、歯科医院での専門的な歯磨き、ステイン除去、ホワイトニングなども効果的です。

 

口内炎がよくできる、口の中が痛い、違和感がある、味が変といった症状は口内環境以上に、生活スタイルに原因があることが考えられるので、疲れ、ストレスを溜めないような生活を送ることを心掛けていただきたいですね」

 

 

-昨年オープンした新谷先生のクリニックでは、「命を預かる歯科口腔外科医療」というコンセプトを掲げていらっしゃいますが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか?

 

「他院では治療法がないと言われた様々な疾患に対し、適切な診断・治療を行える絶対の信頼。

歯・口・顎顔面の全ての病気や障害を全身も含めての総合治療な治療。

丁寧な説明と患者さんの立場に立った治療の提示。

自分が受けたい治療:低侵襲、ストレスのない治療。

すぐ抜かない、将来まで責任を持つ治療。

これらを実現する場として、クリニックを開業いたしました。

大学病院の主任教授をはじめ、約25年間口腔外科に携わってきた経験を活かして、ご相談や治療にあたっています。

 

・一般の歯科医院で治療に不安を感じたり、疑問を感じた方

・インプラントや親知らずなどの治療で、一般の歯科医院ではできないと言われた方

・歯・口・顎などのトラブルで、どこの診療科、クリニックに行って良いかわからない方

そんな方にはぜひ、お越しいただきたいと思います」

 

新谷院長によれば、口の病気には口腔がんなど命に直接関係する怖いものをはじめ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす血栓の原因である歯周病菌や、誤嚥性肺炎、敗血症といった深刻な症状につながるものもあるとか。

こうなると歯の黄ばみどころの話では無くなります。

 

歯科医での専門的な対処と毎日のこまめなケア、この組み合わせでお口のトラブルを防ぐ心がけが、この先大切になりそうです。

 

 

新谷 悟さん

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1961年、香川県高松市生まれ。

香川県立高松高校卒業後、祖母を舌癌で亡くした経験から口腔外科医になることを決意し、岡山大学歯学部へ進学。

昭和63年卒業後、大学院に進学、口腔がんに関する研究に従事し、博士号を修得。

その後も口腔外科治療に携わり、平成6年からの愛知県がんセンターでの外科医研修では、日々頭頸部がん手術を学ぶ。

研修後も、口腔がんの手術を中心に広く口腔外科手術の腕を磨くとともに、新しい治療の可能性を求め平成9年、ハーバード大学(HARVARD UNIV.)に留学し、先端の口腔がん治療に関する研究で成果をあげた。

留学後は、ハーバード大学時の臨床および研究をかわれ、愛媛大学医学部助教授に。

愛媛大学でさらに診断・治療・手術の研鑽を重ね、平成18年に昭和大学顎口腔疾患制御外科学教室の主任教授・口腔外科科長に就任。

東京大学とのガン免疫療法でスーパー医療特区における治療も行い診療実績をあげ、平成22年には口腔がんセンターのセンター長に就任。

平成23年に父の突然の死去を機に「真に患者さんに求められる医療を提供したい」との想いから、歯科口腔外科医として、東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックを開設する。

一方で、国内のみならず、ベトナム、中国などアジア各国の大学病院で、手術や医療指導などへの社会貢献を行う。

常に第一線で「患者さんのためのよりよい治療を実践する」ことをモットーとしている。

 

 

東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック

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●住所

104-0061

東京都中央区銀座1-8-14 銀座大新ビル5F

 

●診療時間

平日 10:00~13:00 / 14:30~19:00

休診日 日曜、祝日

 

●電話

03-3538-8148

 

●ホームページ

東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック