みなさま、こんにちは。
日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクターの原浩美です。
これまで2回にわたり、小顔・二の腕の部分痩せについて書いてきました。
部分痩せは理論上、不可能とされてはいますが、特定部位のマッサージ・筋トレで代謝を上げたりすることで美観的な面の補完的効果を期待できます。
ダイエットの成功はいかに、きっかけをつかめるかに掛かっています。
自分に適したリズムがわかると、ダイエットに対するイメージが苦行から楽しみな習慣へと変化していきます。
そうなったらこちらのものですね。どうぞ、部分痩せという武器を身につけてもっと素敵な自分になって下さいね。
今回は『ウエスト・お腹まわり』の部分痩せに挑戦してみましょう。
姿勢を変えて、ウエストを細く見せる
みなさん、なにも意識せず、素のまま立ってみて下さい。
そう言われて、その姿勢はどのようになっていますか?
アゴが前に出て、背中は丸まっていませんか?
そんな時のウエスト周りを測ってみて下さい。緊張感がなく重力に負けていませんか?
姿勢を正してみて下さい。
アゴを引き、胸を張り、重心がしっかりするバランスで立ちます。
ウエストを測ってみると姿勢の悪い時と比べて2~5センチ細くなっちゃうんですよ。
普段、姿勢が悪い人は意識してみて下さいね。
背筋を伸ばして美しい姿勢を維持するとインナーマッスルが鍛えられます。
それだけでも、健康的で美しくウエストを引き締めることが出来ますね。
(姿勢を良くしようと背筋を伸ばす際に、腰を反らせすぎないように注意しましょう)
筋肉を刺激して、お腹を凹ませる
筋肉を刺激することは簡単に言えば、“痩せたい部位の筋肉を使う”ということです。
つまり今回の場合は、お腹の筋肉を使うということになります。
足は肩幅に開きます。胸を張り、肩の力を抜きましょう。両手は腰に置く感じです。
(肩の力が抜けないとエクササイズになりません。肩の力が抜けない方は両肩を耳に向かってグィっと上げます。そのままです。上げ続けて下さいね。これ以上はキツいと思ったら力を抜いてください。肩がすとんと落ちていませんか?これが肩の力の抜き方です。普段から緊張する方もこれで体から緊張を追い出せますよ)
腰をゆっくりと回していきます。大きい円を描くように意識をしてください。
この時、前をしっかり見ていてくださいね。逆回しもします。
左右各3回ずつ、行ってください。
この、動きは深層筋をストレッチしながらほぐしています。
筋肉は使わないと衰えていってしまいます。伸ばしたり、縮めたりのストレッチは筋肉維持には欠かせません。
簡単な動きでお腹、腰が引き締まってきますよ。
さて、もう一つ、先ほどのように立ち、深層筋を動かしてみましょう。両手は腰です。
股間の部分(恥骨)を空にむけて上げていきます。
マイケル・ジャクソンさんが「フォ~」と言いながら突き上げる動きです(笑)。
これをゆっくりといたします。急がないでやってくださいね。
これ以上上がらなくなったらゆっくり戻します。
次は反り腰にならないよう注意しながらお尻を後ろ上に向けて上げていきます。(少しだけ体を前に倒しても構いません)
前後1組にして5セットです。
女性は皮下脂肪が男性に比べて多いのですが、これは減らしにくい脂肪と言えます。
しかし、お腹まわりの内臓脂肪は“一時備蓄倉庫”のようなものです。
皮下脂肪と比べて合成・分解の代謝が活発なので、分解もされやすいのです。
息を長く吐くブレス式のダイエットが一時期流行りましたが、これも部分痩せの効果があります。
ドローインというボディビルのトレーニング法を発展させているようです。
ドローインは簡単で場所を選ばずに出来て、眠っている筋肉たちを目覚めさせるのにぴったりな方法です。
① きちんとした姿勢で立つ。
② お腹を絞って引っ込めながら息を吐き出していきます。
もう、これ以上凹まない所まで続けます。背骨とお腹の皮を寄せていくイメージです。
③ お腹を凹ませたまま胸だけで呼吸をします。最初は15秒くらいできればいいですね。
30秒、5回を目標にしてください。
むくみを流して、痩せる
お腹周りは案外リンパが多いところです。むくみをリンパに流してとってしまいましょう。
簡単な方法をお伝えします。
①肋骨の一番下を探してください。肋骨に沿って手のひらでさすります。
(中心から脇腹・脇腹から中心へと繰り返します)これを5セット
②今度は背中側です。
ウエストの高さの背骨に人差し指・中指・薬指を当てて、お肉を軽く押すような圧を加えながらリンパを前に流します。
お腹の前までお水を送る気持ちでさすってくださいね。6セット
③最後は足の付け根(鼠径部*そけいぶ*といいます)Vゾーンに沿って、さすります。
「恥骨→骨盤の前に飛び出している部分→恥骨に戻る」を12セット
リンパを流すというトリートメントは細胞と細胞の間に溜まった、いらない水分を流し、むくみを解消していきます。
リンパの流れが悪くなると老廃物・毒素が溜まってしまい、一層、むくみやすくなります。
水分で体は冷えやすくなり、少しずつ健康に影響がでます。
お腹まわりのお肉は気になるものですね。
それでも動かせば落ちやすく、付きづらい場所です。
普段からのちょっとした心がけで大きく差がつく場所でもあります。
ちょっとだけ、続けてみてくださいね。
※痩身効果には個人差がありますのであらかじめご了承ください。
原 浩美 さん | ![]() |
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日本ダイエット健康協会認定インストラクター ダイエットメンタルセラピスト・ボディセラピスト メンタルセラピストの視点からダイエットに失敗する気持ちを暴き、成功思考に変わるお手伝いをいたします。 |