doppo読者の皆さん、お久しぶりです。
今年の4月まで『冷えをなくしてあったか美人に 』連載しておりました、~温めて美しく~WEBショップ健康館の健康管理士一般指導員 東海林圭子です。
また改めまして今月から計6回のコラムを担当させていただきます。
今回はdoppoの読者のみなさまに、『40代女性のカラダを整えるヒント』について、同年代の私が経験したこと・実践したことを踏まえてお伝えしていきたいと思います。
大きなテーマではありますが、直面するさまざまなカラダやココロの悩みからくる不調を改善すべく、毎日の生活にお役に立てていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
第1回目の今回は、当ショップサイトのコラム『ヨガのおかげ』にも掲載した、ワタシのヨガ体験をお伝えしていきたいと思います。
●悲鳴をあげていたカラダ
普段私はクーラーの効いたオフィスの中で長時間パソコンに向かっているせいで、腰が固まってしまうようなひどい腰痛と、肩が上がらず、すっしり重く感じる肩こりで悩んでいました。
もともとカラダは硬く、最近特にお腹周りの脂肪が落ちない。
メタボ予備群で生活習慣病にも陥りやすい危険性も。
硬いカラダが少しでも柔らかくなればいいな、と軽い気持ちで参加したのがヨガでした。
(ヨガがいいって、何がいいのかわからず・・・)
●呼吸を意識できるように!

通常成人の安静時の呼吸数は1分間に12~16回なのだそう。
普段の生活では意識しないですよね。
でも、ヨガは呼吸を意識するのが基本です。
「息を吸いながら・・・今度は息を吐きながら・・・」と、脳や身体に意識的に働かせるのが重要とされています。
先生からは、「呼吸に合わせて」「呼吸を止めずに」身体を動かすように促されます。
呼吸を遅く、深く。逆に、速く、細かく。
鼻で吸って口で吐く。腹式か胸式か。いろいろなパターンの呼吸があり、何げなくしている呼吸の奥の深さを感じます。
また、呼吸をしているときのおなかや肋骨の動きなども観察したり、意識しながら練習していくと、日常生活のなかでも自分の呼吸の変化に少し気づけるようになってくるのです。
「自分の呼吸の状態に気づく=自分の感情のありようをちょっと冷静に把握できる→呼吸を整える→ココロが整い、適切な行動がとれる」
と感じ取ることができたのです。
大きく深い、ゆっくりした呼吸ができるようになると、気持ちも安定し、無闇に怒ったり、落ち込んだりという心の乱れがなくなっていくというのもうなずけます。
普段、なんだか気持ちがギスギスしていると感じたら、呼吸が浅くなっているはず。深く大きく呼吸してみると気持ちが落ち着くはずです。
やけ酒よりも身体にいいし、コストもかかりません。
●座り姿勢が腰痛を悪化させる
楽なはずの座り姿勢でも、腰には負担がかかっているということ知りました。
長時間同じ姿勢で動かない、力が抜けた上半身を腰に乗せている状態では、腰や太腿の裏側にかなりの負担がかかっており、血行不良になり、腰痛になるのです。
きっとワタシの腰痛もそれが原因・・・
そこで先生から、腰回りの血流をほぐすポーズを教えてもらいました。
【トカゲのポーズ】
聴けばこのポーズは、デスクワークに効くポーズとしてスタンダードなものの一つなのだとか。
写真のように太腿の後ろ側をのばし、股関節の可動域も広げると腰から下半身がすっきりします。お風呂上りにやると効果テキメン!
股関節が動かせるようになると骨盤底筋の引き上げにもつながり、将来の尿漏れの予防にもなるらしいです。
私はこれまで何度もヨガの助けをかりて、、肩や手首のこり、腰痛、ひざの痛みなどを和らげることができました。
若いころは、エアロビクスなどの激しい有酸素運動を好んでやっていましたが、長いブランクを経て40代の今は、ヨガのようなじーんわりゆっくりカラダを動かすのがとても心地よい楽しみになっています。
ヨガは即効性があるわけではありません。
やったからといって急に痩せたりもしません。
でも継続することで、ゆっくりとではありますが、からだの痛みやストレスの解消、精神的な安定、免疫力アップなど、さまざまな治療的効果を期待できます。
自分のカラダと向き合うと、どのようにすると改善していくのかがわかってきます。
カラダを動かすのが億劫になっている、時間がなくて何もしてない、という方にこそ呼吸法からチャレンジしてほしいです。
最初はできなくても大丈夫、全神経を研ぎ澄ませ、カラダのあらゆる部分を意識することが大切で重要なのです。
ヨガ、やってみませんか?
参照『ヨガのおかげ』
東海林 圭子 さん | ![]() |
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