~温めて美しく~WEBショップ健康館の健康管理士一般指導員 東海林圭子です。
毎年春が近づくと、悩まされるのが花粉症ですね。
目がかゆくなったり、鼻が詰まったりすると、この辛い症状、今すぐ何とかしたい!と思いますよね。
ヨーグルトなどの発酵食品を摂るのも効果的ですが、こちらは腸内環境を整えて体質改善をしていくのが目標。
もちろん続けていくのは大事なのですが、即効性はあまり期待できません。
今回は私が実際にやってみて、即効性があると感じた解消法についてご紹介します。
花粉症でお悩みの方へ少しでもお役にたてば幸いです。
鼻にはペパーミントティー
ペパーミントのスーッとした清涼感のある香りが、鼻水鼻づまりの不快感を和らげるとともに、鼻の通りも良くなります。
熱湯で入れて成分をしっかり抽出し、香りを鼻と喉で吸い込みながら飲むといいですよ。
私はこのままでも美味しいと思いますが、飲みづらければレモングラスをブレンドするといいでしょう。
咳には蓮根パウダー
自然食品のお店で手に入りますが、蓮根を粉末にしたものです。
咳を鎮めるのに役立ちます。花粉症だけでなく、風邪を引いた時にもいいですよ。
ただ、正直言ってあまり美味しいものではないので、そのままお湯に溶いて飲むよりは、味噌汁に入れたりヨーグルトに混ぜて食べるのがおすすめです。
鼻うがいでスッキリ
これが一番おすすめかもしれない、鼻うがいです。我が家は家族でやっています。
塩化ナトリウムでできた専用の洗浄液を使うので、鼻が痛くなることはありません。
鼻の奥までしっかり洗浄できるので、本当に気分爽快、頭まですっきりします。
「エー」と声を出しながら鼻の中にお湯を通していくので、見た目はあまり美しくないかもしれませんが、そんなことを言っている場合ではありません。
これで鼻水も鼻づまりも一気に解消できます。花粉症だけでなく、通年性のアレルギー性鼻炎にもおすすめです。
温かいタオルで鼻を覆う
詰まった鼻は温めると通るようになります。
お風呂にゆっくり入るのもいいですが、家に帰ってすぐに何とかしたい!と思ったら、お湯にタオルを浸して絞ったもので鼻を覆いましょう。それでずいぶん楽になると思います。
保冷剤で目のかゆみを鎮める
目がかゆい時には温めるよりも冷やすのがおすすめ。
冷凍庫に小さな保冷剤が余っていませんか。
それをハンカチなどにはさんで目を冷やしてください。かゆみがおさまると思います。
時間がある人はカモミールのハーブティーを使ってみて!
濃いめに煮出したハーブティーをハンカチかコットンなどに含ませて軽く絞り、目に当てるんです。
カモミールにはかゆみを鎮める作用があるので、目だけでなくて肌がかゆい時にもおすすめです。
アロマテラピーで花粉症の症状を緩和
アロマテラピーというと、ラベンダーなどフローラル系の甘い香りでリラックスするというイメージがあるかもしれませんが、実は様々な種類の香りがあって、鼻水、鼻づまり、頭痛など花粉症の諸症状を和らげるサポートをしてくれるのです。
<花粉症に役立つ精油>
頭痛には:ペパーミント、バジルなど
鼻水、鼻づまり:ユーカリラディアタ、ニアウリ、ローレルなど
咳には:サイプレス
アロマとタオル.jpg
さて、これをどうやって使うかといいますと、
1.マスクにたらす
2.ティッシュにたらして嗅ぐ
3.マグカップお湯を張ってたらす
4.マッサージジェルを作って塗る
こんな方法で花粉症の諸症状を和らげます。
鼻や喉の症状が辛い時は、マスクの下の部分に1~2滴たらします。
そうすると、香りの成分を吸い込むことが出来るので、呼吸器が少し楽になります。
家にいる時は③の方法がおすすめです。
お湯に入れた方が香りが広がりやすいので、吸入器のように積極的に香りを吸い込んでみてください。
ずいぶん楽になると思います。
私は寝る前にジェルを作って塗るのですが、水溶性ジェル小さじ1に精油を2滴たらしてよく混ぜ、胸や首に塗ります。
自分の体温で温められて香りが上がってくるので、寝ている時も少し楽になるのと、精油が皮膚からも吸収されるので、のどの痛みなどを和らげます。
今は花粉症じゃなくても安心できない!
でも私は花粉症じゃないから大丈夫、と安心していませんか?
いえいえ、花粉症はいくつになってもなる危険性があるアレルギー症状です。
私がいつまでも治らない鼻水で病院へ行き、「花粉症でしょう」と言われたのは40代半ばです。
それまでは何ともなくて、自分には関係ないと思っていたのでちょっとショックでした。
40代はホルモンバランスが変化し、更年期を迎えることもあって、体質が変わってしまうこともあるのです。
ですから、誰にでも突然花粉症を発症する危険があるんです。
まとめ
私自身が身をもって体験しているので、声を大にして言いたいです。
ストレスを溜めない、規則正しい生活をして自分の身体を守りましょう!
アレルギーというのは、免疫システムの異常反応です。
それは、疲れている、ホルモンバランスが乱れているなど、身体からのサインかもしれません。
花粉症は1度発症すると、完治するのは難しいのが現状です。
花粉が飛んでいる間、数ヶ月に渡って様々な症状に悩まされてしまいますから、今発症していない人はならないことが大事。
また、なってしまった人も、体質を改善していくことで、症状を和らげていくことは出来ます。
身体が元の状態に戻るように、
・しっかり睡眠を取る
・ストレスを上手に解消する
・栄養バランスの良い食事をとる
など、日頃から花粉症対策をしていきましょう。
今月をもって私の連載は最後となります。
doppoの皆様と同じ40代のワタシが興味を持ち、新たなチャレンジしたことを計6回綴らせていただきました。
行動に移すことの意味、新たな発見、すべてがチャレンジしてよかった、と思えることばかりでした。
カラダの変化や気持ちが揺らぐ40代だからこそ、一歩前に、チャレンジしていただく手助けができれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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