■健康に、美しく。病気を遠ざける食テク!

~ 急に上げちゃダメ、血糖値

 

みなさん、はじめまして。山西 智香と申します。

私は以前大学病院に看護師として勤務し、たくさんの患者さんを見てきました。

そうした人々を見て感じたのは、「病院に来るような状態になっちゃいけない」ということ。

今ではよく言われる「予防医療」って、やっぱりすごく大事なんです。

 

「予防医療」なんて言うと難しく聞こえますが、毎日の食事をちょっと気を付けるだけで、病気を遠ざけることに近づきます。

では、どうしたら病気を防げる身体作りができるのか?

病気を防ぐ食べ方って?

食事の工夫で見た目もお腹も満たすコツは?

食事だけでなく日常取り入れる運動とは?

など、とっても簡単で、お金も掛からずに病気を遠ざける食べ方のテクニックを、3回に分けてお伝えしていきたいと思います。

 

さて、毎日忙しくしている女性の中には、“コンビニが私の台所”になっている方も多いのではないでしょうか?

仕事が終わった遅い時間に立ち寄るコンビニ。

種類が少なくなったお弁当を見ながら、どれにしようか迷う。なんとなく選ぶ。。。

 

独身女性のよくある食生活の問題点として、

①外食が多い

②偏食が多い

③摂取時間が遅い・ばらつきがある

などが挙げられます。

(なんて、言われなくてもわかってるんですよね、皆さん)

 

ですがこの様な状態が続くと、肥満を含む生活習慣病になる恐れが出てきてしまいます。

高血圧・糖尿病と言った、“オジサンたちに身近な病気”に、あなたもなってしまう可能性がある、ということなんです。

糖尿病で言うと、その予備軍の合計は2,050万人。日本の国民の5人にひとりが該当し、今や国民病と言われています。

 

生活習慣病とは糖尿病・高血圧・脳卒中・心臓病・肥満・脂質異常症と呼ばれる病気のことで、偏った食事や食生活の欧米化・アルコールの飲み過ぎ・運動不足といった事がきっかけによって引き起こされます。

病気の名前を見るだけで、「リスク高いなぁ。ならないようにしないとなぁ・・・」って感じますよね?

 

こういった生活習慣病を未然に防ぐ食べ方のポイントは、

急激に血糖値を上げさせない食事をする

ということ。

そのために、「食べ物を意識的に選ぶ」ことが、食べ方のテクニックその1です。

 

血糖値とは、血液中にどのくらいのブトウ糖があるかを表す単位のこと。

この血糖値が上がり、高血糖の状態が続くと血液がドロドロになったり、血管がダメージを受けやすく、生活習慣病を引き起こす原因になります。

 

では「食べ物を意識的に選ぶ」とは、どういうことなのか?

 レストランのメニューの一例でみてみましょう。

 

疲れてお腹もすき、自宅に帰っても食べるものが無い、レストランに駆け込む。

運ばれてきた待ちに待った料理。

空腹のあまり、いきなりメインor主菜(例えばから揚げ)から口に入れてしまう。。。

これ、NGです。

血糖値が一気に上がってしまいます。

 

血糖値が上がりにくいのは野菜(特に生野菜)。

まずは野菜から食べるようにするのがポイントです。

 

anti_yamanishi_20150620_1この時、スティック野菜やバーニャカウダー、ミニトマトなど片手で摘まめ、大きくカットした野菜を食べるのがテクニック。

大きくカットした野菜は歯ごたえがあるので、よく噛むことになります。

これがゆっくり食事することにつながり、結果的に血糖値を緩やかに上昇させることになっていきます。

 

他にも、食事の前に味噌汁やスープなど温かい飲み物をゆっくり飲むだけでも空腹は和らぎます。

お味噌汁の具の豆腐やわかめ・なめこなど、低カロリーで食物繊維の豊富な食材を先に食べるのもいいですね。

 

コンビニやスーパーでお弁当やお惣菜を買う場合には、インスタントでもよいので具だくさんの味噌汁をつけるといいですよ。

 

「カロリーが低いから」「大好物だから」「お腹すいたから」といった直感だけでなく、「血糖値が上がりにくいから」というチェックポイントをプラスすることで、病気を遠ざけ、内面から美しく過ごしていくことになります。

 

次回は、自炊した物、買ってきた物を見た目も美しく、食べ応えのある盛り付け方法や並べ方のコツをお話します。

女どうしの家飲み会や、パーティを開く際にも使えるテクニックをご紹介します。

 

【最後にもうひとつ】

皆さん、「BMI値」ってご存知ですか?

BMI値とは、体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)で計算される数字。

身長と体重の関係から計算された、自分の肥満度を表した数字ということです。

18.5以上~25未満が標準、25以上30未満が肥満1度、30以上35未満が肥満2度、35以上40未満が肥満3度、40以上が肥満4度となります。

自分のBMI値を知って、自分の身体の肥満度がどのあたりに位置づけらるのかを知ることで、気を付ける食事のポイントが見えてきます。

 

このコラムの次の回を読む》

 

山西 智香 さん anti_yamanishi

東大病院にてホスピス・特別室勤務経験後、今田美奈子食卓芸術サロンのディプロマ、食空間コーディネーター資格取得。

糖尿病専門外来、婦人科経験もあり。

今までの経験を活かし、『医療・健康・食空間』の3つの視点から今後の在宅医療に向けて、在宅テーブルコーディネートサービス『家・笑・結 ~Ka・wa・yui~』を提供中。

 

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