「伝筆」と書いて、「つてふで」
みなさんはご存知でしょうか?
一般的な書道と違い、とてもはじめやすい筆文字のことなんです。
書道なんていうと、小学校以来やっていない人が大半だと思いますが、書道ほど堅苦しくなく、“私らしく”楽しめる伝筆は、私たちの気分にも合いそう。
・・・ということで今回は、東京で第一号の認定伝筆講師である宮原 珠美さんに、「伝筆」の魅力について教えていただきました。
-まずはじめに、「伝筆」とはどんなものなのか教えてください。
「「つて(ご縁)をつくる」
「つて(ご縁)をたどる」
「つて(ご縁)を深める」の「つて」から命名された、誰でも、どこでも、いつでも描ける筆文字です。
書道のような決まりは一切なく、少しのコツを伝え、あとはその人らしく描くというスタイルが伝筆です。
筆ペン一本あれば始めることができます」
-書道よりも気軽に始められそうですが、やはり字の上手い、下手は関係ありますか?
「特に関係ありません。
レッスンでは、字のコンプレックスを魅力に変えるコツをお伝えします。
そのコツさえ分かれば、どなたでも描けるようになります。
また字の形はその方の個性であるので、うまく書くことを意識することもありません」
-書道のような検定はないのですか?
「現在はありません。 受講修了者には修了証をお渡ししています」
-「伝筆」を学べる教室は、全国にあるのでしょうか?
「全国に50人ほどの先生がいます。
先生ごとに公開レッスンなども行っていますので、伝筆公式ホームページをご覧いただければと思います」
-宮原さんが思う、「伝筆」の魅力はどんな点でしょう?
「字の上手い、下手から解放されて、想いを形にして、お伝えするのが「伝筆」です。
誰か大勢の人を思い浮かべるよりも、一番大切な人を思い浮かべて「一番伝えたい言葉」を描く。
描いた本人も、もらった人も心が暖かくなり、嬉しくなれるのが魅力だと思います」
-「伝筆」をはじめてみたい方に、メッセージをお願いできますか。
「メールや印刷文字で溢れている今日だからこそ、あなたの手書きの文字は、人々の印象に深く残ります。
それが筆文字であれば、なおの事。
伝筆は「一日で驚くほど字が変わる、魔法のような筆文字」というキャッチフレーズを持っています。
なぜ、だれでも、驚くほど字が変わるのか? その秘訣とコツを学びに初級セミナーにいらしてください」
アラフォーを超えて、和物への関心が高まりつつある皆さん、
手軽に和の魅力を体感できる「伝筆」は、新しい趣味にお勧めです。
宮原 珠美 さん | ![]() |
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伝筆講師
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