何か迷いを抱えたり壁に当たったとき、占いや風水といったものにヒントを求めたくなること、ありますよね?

自分の内面を知るために、カラーセラピーの力を借りたという経験のある人もいらっしゃるのでは?

 

今回ご登場いただく保志 吏衣子さんは、カラーセラピーとタロットカードの要素を織り交ぜた独自の『カラット診断』を生み出した女性。

それだけではなく、日本で初めてカウンセリングルームを併設したカフェバー『スプリングノート』を運営されています。

今回は気になる『カラット診断』の内容や、『スプリングノート』の特徴などを伺いました。

 

-保志さんはもともと、どんなお仕事をされていたのですか?

 

「普通の会社員として、商社やメーカーの経理事務などをやっていました。ただ会社勤めをしながらも、何か違うという想いがいつもありました。

かといって何をすればいいのかもわからなかったので、とりあえず好きだと思えることを片っ端からやってみようと思って、メイク講座やコーチングスクール、シナリオライター教室などいろいろ行ってみました。

ただ、どこに行ってもいまひとつピンときませんでした。

そんな時に友達から、キレイな場所があるから行こうと連れられて行ったのが、オーラソーマのサロンだったんですね。

そこで診断を受けてみたら、今の自分の状況に近いことを指摘され、さらにあなたはセラピストなどの仕事をする人ですとも言われて、なんで色を選んだだけでそんなことまでわかるのか、と驚いたのがオーラソーマとの出会いでした」

 

-それで、すぐにオーラソーマを仕事に?

 

「いえ、はじめはそれが仕事になるとは思っていませんでした。

ただ思い返すと、私は人に相談されることが多くて、話を聞いてもらうと前向きになれる、なんて言われていたんですね。

それで思い直して、とりあえずやってみようかと思ってオーラソーマの勉強を始めました」

 

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-最初はどのようなスタイルで始めたんですか?

 

「よくあるパターンですが、まずは自宅の一部を改装してサロンにしました。

2年ぐらいその形でやっていたんですが、お客さんが増えていくうち、都内でやればいいのにと言われるようになって、いよいよ店舗を持つかという気になって来たんです。

どういったお店にするかを考え始めたときに、マンションの一室をサロンにするのはありがちだし、どこにお店があるのかもわかりづらく、敷居が高くて入りづらい。だったら、もっと気楽に足を踏み入れられるお店にしたほうがいいんじゃないかと思って、今のようなカフェ併設のサロンにしました」

 

-周りの人は反対したんじゃないですか?

 

「反対というよりも、かなり心配をされましたね。

飲食店の経験もない人間がいきなり渋谷にお店を作るのは無茶だとか、もっと景気が良くなってから始めたらいいんじゃないかとか、随分言われました。

私も相当悩んだんですが、“じゃあこの先何年か待って、景気が良くなる保障はあるのか? もっと景気が悪くなったらどうするんだ?”と思ったんですね。

また私も親も今は元気だけど、数年経ったらそうではなくなるかもしれない。資金もある。ここでやらないで、後から後悔するのは嫌だなと思ったんです。

“世間のタイミングではなく、自分のタイミングを大事にしよう”と思って、やることに決めました」

 

-カウンセリングルームのあるカフェというのは珍しいと思いますが、どんな特徴がありますか?

 

「カウンセリングを受けていただいたお客様には、その後カラーを基にしたカクテルをお楽しみいただいたりしています。

もちろん飲むだけ、カウンセリングだけという利用も可能です。

またミニコンサートなどのイベントも多く行っていて、大人の社交場のようになっていますね。

結構出会いの場にもなっていて、結婚する人も多いです」

 

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-保志さんオリジナルの「カラット診断」とはどういうものなんですか?

 

「どちらかというとカラーセラピーは、その人の今の状態を示すものです。一方タロットは未来を読み解きますが、怖がって敬遠されることも多い。そこでこのふたつの要素を組み合わせて、今の自分の状態を知った上で、この先待ち受ける未来に対して、どのようにしていけば良いのかを総合的に診断する、というのがカラット診断です。

ただ、当たるだけではなく、この先その人が本当に求めているものを見つけて、望む人生を手にするために具体的なアドバイスを加えています。」

 

-どんなお悩みを聞くことが多いですか?

 

「恋愛が1番多く、次に仕事の悩みが多いです。年齢も幅広いですね。すごく当たるので、“この先はどうなるの?”と気になって繰り返しいらっしゃる方が多いですね」

 

-やはり皆さん未来のことは気になるんですね。では最後に保志さんから、明るい未来を拓くためのメッセージをいただけますか。

 

「人生はいつ何が起こるかわからないので、この年齢だからダメとか、私には無理とか言わずに、やりたいと思ったことをやるべきだと思います。大事にすべきは世間のタイミングではなく、自分がやりたいと思ったタイミングです」

 

 

保志 吏衣子  さん jm_20170430_hoshi

カラット診断Lab 代表
2008年11月に、日本初のカウンセリングルームのあるカフェ『スプリングノート』を渋谷にオープン。
カラーセラピー、自己実現型心理学、占星術などでこれまでに4000人以上のカウンセリング実績をもつ。
2015年秋より、独自のオリジナルメニュー タロットカードとカラーセラピーを融合させた「カラット診断」を創立。芸能人や企業経営者からも好評を得ている。
テレビ朝日、南海放送、渋谷FMなど多数出演。
メニコンイベントカラー監修、サニークリーン、金融庁向け雑誌などコラム多数掲載。
跡見女子学園大学他学校、企業様向けセミナー講師として活動。

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