気温も湿度も上昇する6月。汗や皮脂の分泌が活発になり、お肌のべたつきや化粧崩れも気になります。
顔を何度も洗ったり化粧直しを繰り返す事も多くなりますが、その時のお手入れがとても重要。

いつも通りのお手入れでは、毛穴に汚れを溜め込んでしまい、肌荒れの原因になる可能性もあるのです。

そこで、肌質と今の季節に応じたメンテナンスやメイクが大切になってきます。

 

●初夏にぴったりのスキンケアって?


暑くなってくると気になるのがお肌のテカリ。

これを気にするあまり、脂性肌用の製品を利用される方もいらっしゃいますが、皮脂の分泌量が減少する40代にはとても不向き。
また、皮脂が出るからといって保湿を怠ると、肌の水分量が減少し見た目の老化を進める原因にも繋がってしまいます。

反対に乾燥肌の方は、保湿力の高い乳液やクリームなどを継続して使いがちですが、過度な保湿は化粧崩れの原因となる為、梅雨の時期にはあまりお勧めできません。

 

そこで、今の季節に合わせたスキンケアが非常に重要となってきます。

まず朝のスキンケアは、油分の多い乳液やクリームを控え、軽やかなテクスチャーの化粧水を使って、テカリや化粧崩れを防止しましょう。
特にテカリが気になるという人は、洗顔時に脂性肌用の洗浄力の強い物を利用してしまうと肌の老化を進めてしまう原因になり得ますので、うるおいのあるタイプがお勧めです。

また、べたつきが気になり何度も顔を洗うという人は、朝は水ですすぐのみで済ませると必要なうるおいがお肌に残るため、余分な皮脂の分泌を防ぐ事ができます。
乾燥が気になるという人も、朝は乳液よりもこういったさらさらした化粧水やフェイスマスクを使って保湿する方が大変効果的です。

 

そして、最も大切なのはSPF値の高い日焼け止めを控える事。
洗顔料で落としにくいSPF値が高い日焼け止めは、ごしごしとこすってしまったり、過度なクレンジングを行ってしまったり…と様々なお肌のトラブルに繋がりがちです。

陽射しが強くなるとSPF値の高い日焼け止め選ぶ人も多いと思いますが、この”SPF”とは何を意味するか皆様ご存知でしょうか?

実は、日光を浴び続けた状態と何も塗らない時と比べて、どれくらいで肌が赤くなるかを測定した数値のこと。

SPF10の日焼け止めの場合は約4時間、SPF50の場合だと約21時間で肌が赤くなるという意味です。
また、日焼け止めは汗や皮脂によって流される事が多いので、「これを塗ったから大丈夫!」という訳ではありません。

SPF値の低い物でも、こまめに塗り直す事で日焼けを防ぐ事ができますので、炎天下に長時間出るような時以外はなるべく控えるようにしましょう。

 

そして、帰宅した後すぐに化粧を落とすのもお肌を健やかに保つ大切なポイントですので、できるだけ早く汚れを落としお肌を綺麗な状態に戻してあげましょう。
また、意外かもしれませんが、初夏の陽射しや冷房により冬と同じくお肌の水分も奪われがち。

朝とは反対に、夜には乳液やクリームでしっかり潤いを閉じ込めると、翌朝のお肌の調子も良くなります。


●40代ベースメイクの救世主とは?


シミやシワが気になり、カバー力が強いコスメを使う事が多い40代ですが、それがかえってお肌の老化を進める原因にもなっています。

また、カバー力の強いファンデーションは毛穴を覆ってしまうため、汚れを肌の内部に留まらせる要因とも言えます。

SPF値の高い日焼け止めも同様で、夏の間に知らず知らずのうちに汚れを溜め込んでしまっている事も。

 

こういったお化粧を落とすために、オイルクレンジングを利用される人も多いのではないでしょうか?

実はこのオイルクレンジングが、乾燥しやすい40代には大敵なのです。

皆様は、化粧品や石けんの主成分である界面活性剤という物をご存知でしょうか?
界面活性剤とは、油と水を混ざりやすくする物質の事で「植物性」と「石油性」の二つがあります。

植物性の界面活性剤は、天然成分を精製して作る為、肌に優しい化粧品を作る事ができますが、それには手間とコストがかかってしまいます。

一方で、石油性の界面活性剤を利用した化粧品はコストを安く抑える事ができますが、肌の潤いを閉じ込める角質層まではがしてしまう為、乾燥やアトピーなど様々な肌トラブルの原因に繋がります。

確かにオイルクレンジングは、日焼け止めも落ちやすく洗い上がりもすっきりして気持ちいいのですが、汚れを落としやすくする為に石油性の界面活性剤が使われているのがほとんどなのが現状です。

お肌への負担を減らす為には、界面活性剤そのものが少ないクリームタイプのものや、植物性の界面活性剤を使用するクレンジング剤で落としやすく、更に年齢的な悩みを解決してくれるコスメの存在が重要となってきます。

 

そんなコスメの代表といえば、日焼け止め効果もあるBBクリームやCCクリーム。

この二つは化粧品崩れを防ぎ、高い保湿力もあると若い世代にも大人気のコスメで、化粧直しの際も日焼け止めを持ち歩かずに済む大変便利なアイテムです。

BBクリームとは、ピーリングなどの施術を受けた肌を鎮静・保護する為に開発されたもので、手軽に使えるベースメイクとして人気のアイテムです。

日焼け止め・保湿力から多くの女性に支持を受けるものですが、カバー力が強くCCクリームよりも「お化粧した」というのが分かる仕上がりになります。

特に、シミやクマなどを隠したい!という方には、BBクリームの方がお勧めです。

 

それに対してCCクリームは、BBクリームの進化系とも言えるコスメで、日焼け止めに加えてくすみがちなお肌の色補正や保湿の為も成分も含まれています。

また、ナチュラルな仕上がりで顔色もよく印象づけられる為、40代のベースメイクの救世主とも言える存在です。

もう少しカバー力があるコスメを使いたいという方にお勧めなのが、ミネラルファンデーション。

これは、成分に油分が入っていないため、崩れやすい初夏のベースメイクには最適のコスメ。

また、一般的なファンデーションと違い、人工的に作られた成分が含まれておらず、肌への刺激も少ないので敏感肌の方にもお勧めです。


●美しく健やかなお肌を保つ為に…


いかがでしたでしょうか?
ほんの少しスキンケアやメイクを変えるだけで、美しく健やかなお肌を保つ事ができます。

最近では、エイジングケア専用の化粧品も沢山ありますが、今の季節も考慮したメンテナンスがとても大切。

いつも使っている化粧品だからと安易に選ばずに、販売員に相談してみてください。

また、高価なコスメやカバー力の強い化粧品を使う事だけが、きれいなお肌を保つ事に繋がるとは限りません。

こういった基礎の部分をきちんと認識することで、綺麗なお肌を作る事ができるのです。