大人女子の自分みがきを応援してくれるプロをご紹介するインタビュー。
今回は、最近テレビなどでも取り上げられることが多くなった、“筆跡”によって、その人の内面や未来を変えていくサポートをしてくれる筆跡診断士 池田まといさんにお話を伺いました。


-一般的に「筆跡鑑定士」というのは耳馴染みがあるんですが、「筆跡診断士」とはお仕事の内容が違うんですよね?

「そうですね。筆跡鑑定士というのは、その字の特徴やクセに着目して鑑定を行う方のことです。例えばある文字を見て、その字が本当にその方が書いたものなのか、違う方が書いたものなのかを見分けるといったことを通じて、犯罪捜査や遺言状の確認などのお手伝いをしたりします。
私がやっている筆跡診断というのは、書かれた文字を通じて、その方の性格や物事に対する行動パターンなどを判断したり、自分を変えていきたいという方へのアドバイスを行う、つまり内面に注目した診断を行います」


-文字を見るとその人の性格がわかる、というのは何となく理解できるんですが、文字を通じて自分を変えていくことができるんですか?

「例えば、自分で着ている洋服や髪型がいまひとつだな、と感じていたとしますよね。
それを良く変えることで自分の気分も変わって、それがやがて自分の考え方や物の見方も変えていく、ということがあります。女性の場合はこういったことを実感されたことのある方も多いと思うんです。
文字も同じで、文字を変えていこうとすると、何かを書くときに常にそれを心がけていくことになるので、じわじわと自分自身を変えていくことにつながるんですね」


-池田さんの言われる、「もじだま」というものですね?

「そうです。自分の夢や目標を言い続けることによって、実際に変化が起きていく「言霊」というものは、よく知られていますね。
文字も、意識してそれを書き続けることで自分自身を変えていけます」


-そういった診断は、どんな風に行うんですか?

「まずはその方の現状や、将来をどんな風に変えていきたいのかをじっくり伺います。
その上でサンプルの文字を書いていただき、その方の内面を診断します。
そこから、なりたい自分になるための文字の書き方をお伝えします」


-文字がうまいとか、下手だとかいうのは関係ないんですか?

「関係ないですね。私が見てアドバイスするのはあくまで、なりたい自分になるための文字という部分で、人から見てキレイと言われる文字、よく言われる美文字の指導をするわけではありません」


-それを聞いてちょっと安心しました・・・実は先日お渡しした文字のサンプル、私と知人が書いたものだったので、ちょっと気になっていたんです。

「そうだったんですね。ではどちらがどなたの文字なのかはお聞きしないことにして、診断結果をおつたえしますね」

「こちらの方ですが、起筆といって文字の書き出しに力を入れてひねるクセがあるようです。
こういう方は文字を書くときに、“書くぞ”という気合が自然に入る方で、意志の強さを感じます。

また転接という文字の角の部分ですが、「東」の場合は丸く、「湯」や「島」の場合はとがっていますね。
ユーモアと几帳面さを持ち合わせた、バランスのいい方だと思います。

あとは文字が全体的に縦長です。文字は縦に書く方が労力を使いませんので省エネタイプ。ですのでお仕事などは効率よく進める方だと思います」










「こちらの方の場合で注目するのは、文字を書く場所。特に最初の住所の部分が右端に寄っています。

実はハガキはひとつの社会と言い換えることができて、文字を書く位置によって、社会の中でどういった立場や動きをするかということが見えてきます。
この方はやや引っ込み思案で、自分から積極的に動くことは少なそうです。

ですが文字を大きめに書かれているので、おとなしい人というわけではなさそうです。

また「島」や「野」「様」を見ると、縦の線を横の線が横切っている個所がたくさんあります。
これは刃物運と言います。この方はきっと、性格的には結構キレ味が鋭いと思います。
好きなことと嫌いなことが、ハッキリしていそうです」





-何気なく書いている文字から、いろいろなことがわかってしまうんですね(汗)

「そうですね。すべてとは言いませんけれど、結構わかります」


-池田さん自身も、「もじだま」によって自分が変わったんですか?

「そうですね。昔は本当に内向的で、書く文字もすごく小さかったんです。おまけに頑固。
それが意識しておおらかな文字を書くようになってから、だんだんと穏やかな性格になって、内向的な部分も少なくなっていきました」


-池田さんのもとには、どんな方が相談に来られるんですか?

「何かしらやりたいことがあったり、何かを変えたいと考えている女性の方が多いですね。そのために、文字を書くことで自分自身を見つけて、未来を変えるきっかけにしていこうとしている方が多いように思います」


-文字にはいろいろな力があるんですね

「そうですね。例えば嫌なことがあってストレスや不安が溜まってしまったときにも、文字の力を借りることができます。
まずは紙に、自分の本音をどんどん書きだしていくんです。人に見せるものではないので、遠慮しないですべて出し切ってしまうんです。文字を使った気持ちのデトックスですね。
そうやって全部書き出したら、勢いよく破って捨ててしまう。
これでイヤな気分と付き合う無駄な時間を終わらせて、気持ちをリセットしていけます」


-それはイイですね。誰にも迷惑かけないし、お金もかからない。今度やってみます。
では最後に、この記事を読んでいる皆さんにメッセージをお願いします。


「筆跡診断士はまだまだ数も少なく、知名度も低いですが、文字を通じて自分を見つめなおすのは新鮮な体験になると思います。
何かを変えたいという気持ちになられたら、ぜひお気軽にお声掛けください」

 

◆編集部の一言
普段何気なく書いている文字に、知らず知らずのうちに自分の内面がにじみ出ているのは驚き。いただいたアドバイスを元に意識して文字を書くことによって、自分の内面にいい影響が出てくるように感じました。最近では文字を書くことも少なくなりつつありますが、書くことって大事ですね。

 

池田 まとい さん
”最高の自分”を引き出す もじだまコンサルタント (筆跡診断士)として活動。
筆跡診断&筆跡アドバイスでは自分自身を客観的に捉え、望む方向に進むにはどんな字と意識を心掛ければ良いのか、書くだけでセルフイメージが上がる「もじだま」を伝えている。
これまでに個人診断300人以上、セミナー開催20回以上。

・日本筆跡診断士協会筆跡診断士
・ NPO法人日本パーソナルカラー協会 パーソナルカラーアシスタントアドバイザー
・センセーションカラーセラピー
・色彩検定2級

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