みなさん、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの渡辺と申します。
このコラムでは皆さんが何となく感じている「老後資金」に関する不安を軽くしていくための、具体的な方法をアドバイスしていきたいと思います。

 

 

●自分が加入している年金、わかりますか?

 

koro_watanabe_20161015_3年金セミナーに参加された方に必ず質問に、「あなたは現在どんな年金に加入していますか?」という項目があります。
あなたは何と答えますか?
ちゃんと答えることができる人は1割もいません。

 

まずは、年金制度の仕組みを確認していきましょう。
年金は、あなたが置かれている立場によって大きく3つに区分できます。

あなたは現在どこにあてはまりますか?

 

①自営業または学生
②会社員または公務員
③専業主婦

 

(このサイトを見ている方の中に③はいらっしゃらないとは思いますが、分類のために書いておきます)

 

①の方、あなたは現在国民年金に加入しています。

国民年金の方は各ご家庭に納付書が届き、自分で銀行等に支払いに行っています。

もし、納付書が届いても支払いをしていない場合は、国民年金には加入しているが、未納という扱いになります。

 

②の方、あなたは現在厚生年金と国民年金に加入しています。

②の方は会社等の給与から天引きという形で支払いをしています。

給与明細には厚生年金としか書かれていないと思いますが、実は同時に国民年金にも加入しています。

公務員の方は以前は共済年金という名で呼ばれていましたが、平成27年10月より年金制度の一元化ということになり、厚生年金になりました。

 

③の方、あなたは現在国民年金に加入しています。

①の方と違い、納付書も届かず支払いもしていませんが、あなたを扶養している方の給与から、一緒に天引きされた形で支払ったことになっています。

 

ここで気づいた方がいるかもしれませんが、①~③すべての方が実は国民年金に加入しています。

とはいえ①~③では、呼ばれ方が変わってきます。

 

①の方は国民年金第1号被保険者と呼ばれます。
②の方は国民年金第2号被保険者と呼ばれます。
③の方は国民年金第3号被保険者と呼ばれます。

 

ご自分が現在国民年金の第何号なのか、厚生年金には加入しているのか、確認できましたか?
イメージしやすいように図で表してみます。

koro_watanabe_20161030_1

国民年金部分を1階、厚生年金部分を2階と表し、2階建てと表現する場合もあります。

 

では、派遣やパートで働いている方はどこに入るのでしょうか?

この方たちは、働き方や勤務先の規模によって異なります。

週何時間の勤務なのか、正社員に対してどのくらいの割合の働き方なのか、勤務先は大規模な会社なのか等により、厚生年金に加入できる場合があります。
まずは給与明細を確認して、厚生年金という欄に記入がされているかを確認してくださいね。

 

 

●年金は、老後に受け取れるだけではありません

 

次に、受け取れる年金の種類を確認していきましょう。
年金というと、老後に受け取るもの(老齢年金)というイメージをお持ちの方が多いですが、これとは別に、障害状態になったときに給付される障害年金、死亡したときに給付される遺族年金というものがあります。

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「どうせ年金なんてもらえないんだから払わなくていいよね」

なんて思っていませんか?

 

年金は年をとったときだけでなく、働けなくなったときに助けてくれたり、亡くなったときに残された家族を助けてくれたりします。
これらは、未納の期間に発生してしまうと、一切もらえないという場合もあります。
どんなときでも、給付が得られるよう、きちんと加入手続きをして、未納期間がないようにしておきましょう。

 

渡辺 美智代 さん

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オフィスまみぃ代表

保険会社勤務を経て、平成26年にオフィスまみぃを開設。

独立系ファイナンシャルプランナーとして、家計・保険・不動産・税金・資産運用・相続・介護などの幅広い分野に対応。

また弁護士・税理士・行政書士・社会保険労務士などとも連携し、ライフプラン全般に渡るワンストップサービスを提供している。

 

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