みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの渡辺です。

 

前回の家計の見直しで、どのくらいの貯蓄可能額が捻出できましたか?
貯蓄可能額が決まったら、いつ・何に使うかを考えましょう。
5年後?10年後?20年後?
いつ使うかによって、資産を3つのお財布にわけていきます。


① とりあえず今月は使わないけど何かあったときに使いたいお金は、すぐに現金化できる普通預金などに入れておきます。


② 5年~10年後を目安に使う目的のあるお金は、普通預金よりは利率が良く、それでいて確実に運用できる定期預金や貯蓄性保険などで、目標年数を設定した安定運用をしていきます。


③ 数十年後に使う予定のお金や使う予定がないお金は、すこし冒険しながらお金を成長させていける株や投資信託で、運用を楽しみます。

 

ここで、入れるお財布を間違えてしまうと、使うときに減っていて目的を達成できない!!なんてことも起きてしまいます。
ですから、キャッシュフロー表でお金の動きをきちんと確認し、いつ・何をするか?そのためには、どこにどれだけ入れたらいいのか?どのような運用が適しているか?など、きちんと考えなくてはいけません。

 

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では、いつお金を3つのお財布にわけたらいいのでしょうか?


貯められない多くの方がしているのが、余ったら貯金しよう!です。
お給料が入って、いろいろ使って、余ったら貯金するつもり。
それでは貯まりません。
ちょっとだけ順番を変えてみましょう。


お給料が入ったら、まずは貯金をし、決めた金額で生活する。
この順番に変えるだけでも貯められるようになります。
さらに、この貯金も給料天引きや口座引き落としなどを利用し、毎月定期的に貯金できる仕組みにしていきましょう。

 

次に何に使うかで運用商品を決めます。


例えば、10年後に海外旅行がしたい場合、10年後ピッタリでなくても大丈夫ですね。

1年ぐらい予定がずれても問題ないです。


この場合であれば、ドル建て商品などの為替リスクのある商品でも時期をずらして実行することができます。

また、海外旅行であればドルでの受け取りにしてドルで使えば為替リスクもありません。


でも、時期がずらせない目的での場合には、ドル建て商品は向いていないかもしれません。

株や投資信託も向いていないです。
また、家の修繕積立が目的の場合、家の修繕が必要になるのが思っていたよりも早い時期になるかもしれません。

ですから、早めに解約等をしても損しない商品での運用がいいですね。

 

このように、貯金の目的が何なのか、時期はずらせるのか、早まることはないのかなどを考えたうえで運用商品を選択しないと、一生懸命頑張ったのに目的が果たせなくてあきらめるなんてことも・・・。

 

一番長い期間をかけて貯めるのが老後資金になるかと思います。
最近、対象が拡大して注目を集めている個人型確定拠出年金の活用もいいですね。

60歳までは原則くずすことができない商品ですから、絶対に老後のために貯めるんだ!という場合にはおすすめです。

拠出額(積立額)を所得税の控除にも使えるので節税にもなります。

ただし、60歳までの間に必要になってもくずせませんから、拠出額を良く考えて始めましょう。


また、旅行や修繕費のように100万円を1回という使い方でなく、60歳から90歳・100歳までの毎年の不足額をうめていかなくてはいけないので、キャッシュフロー表で不足額の合計を計算して、その金額をあと何年かけて貯めないといけないのかを考えなくてはいけません。
おそらく一番大きな目標額になることでしょう。

 

次回は、老後資金形成の考え方について考えましょう。

 

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渡辺 美智代 さん

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オフィスまみぃ代表

保険会社勤務を経て、平成26年にオフィスまみぃを開設。

独立系ファイナンシャルプランナーとして、家計・保険・不動産・税金・資産運用・相続・介護などの幅広い分野に対応。

また弁護士・税理士・行政書士・社会保険労務士などとも連携し、ライフプラン全般に渡るワンストップサービスを提供している。

 

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