fk_watanabe_20170330_5みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの渡辺です。

 

自分の老後に関して闇雲に不安になっても、具体的な対策はできません。
まずは、老後資金をどれだけ準備する必要があるかを確認してみましょう。

 

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合計支出額B―合計収入額A=1年間に不足するお金C
1年間に不足するお金C×必要な期間=老後に必要なお金D
老後に必要なお金D-退職時にあるお金E=準備する必要のあるお金

ということになります。

 

次に、準備する必要のあるお金を貯める方法を考えていきましょう。
例えば、60歳までに1000万円を目標額にして、40歳から積立計画を立てた場合、

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コツコツとタンス預金したら
1,000万円÷20年間=年間積立金額500,000円
1%複利で運用しながら積み立てしたら、年間積立額454,200円
2%複利で運用しながら積み立てしたら、年間積立額411,600円
3%複利で運用しながら積み立てしたら、年間積立額372,200円
となります。

(目標額×減債基金係数で計算すると、年間積立額が計算できます)
利率のよいところでの運用で、積立額は少なくできますね。

では、45歳からの15年間で積立計画を立てたら、どうなるでしょうか?
コツコツとタンス預金したら
1,000万円÷15年間=年間積立額666,666円
1%複利で運用しながら積み立てしたら、年間積立額621,200円
2%複利で運用しながら積み立てしたら、年間積立額578,300円
3%複利で運用しながら積み立てしたら、年間積立額537,700円
となり、できるだけ早くにスタートした方が積立額が少なくて済むことがわかります。

 

次に、目標額1,000万円をどう運用していくかを考えていきましょう。

60歳から70歳までの10年間使わずに運用する場合、

fk_watanabe_20170330_3タンス預金のままだと、10年後も1,000万円
1%複利で運用しておくと、1,105万円
2%複利で運用しておくと、1,219万円
3%複利で運用しておくと、1,344万円に増えていきます。

(元本×終価係数で計算すると、元本が何年後にいくらになっているかがわかります)

何年間か使わないお金なら、金利の高いところで運用して、増やすことも大切ですね。

 

次に、お金を取り崩して使っていくときの運用を考えていきましょう。

60歳から1,000万円を運用しながら取り崩していく場合、

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タンス預金のままだと、
1,000万円÷30年間=年間受取額333,333円
1%複利で運用しながら取り崩していくと、年間受取額387,500円
2%複利で運用しながら取り崩していくと、年間受取額446,500円
3%複利で運用しながら取り崩していくと、年間受取額510,200円
となり、利率のよいところで運用しながら取り崩した方が、年間受取額が増えることがわかりますね。
(元本×資本回収係数で計算すると、毎年いくら受け取れるかを出すことができます)

 

このように、老後の資産形成は、積み立てるとき、そのままにしておくとき、取り崩すとき、どの場合にどんなところでどのように運用するかをきちんと考える必要があるのです。

次回は、いろいろな運用例について考えます。

 

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渡辺 美智代 さん

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オフィスまみぃ代表

保険会社勤務を経て、平成26年にオフィスまみぃを開設。

独立系ファイナンシャルプランナーとして、家計・保険・不動産・税金・資産運用・相続・介護などの幅広い分野に対応。

また弁護士・税理士・行政書士・社会保険労務士などとも連携し、ライフプラン全般に渡るワンストップサービスを提供している。

 

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