みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの渡辺です。

 

せっかく貯蓄計画をたててコツコツ貯蓄をしていても、収入がダウンしたり、病気になってしまったり、貯蓄が困難になることがあるかもしれません。
貯蓄計画をたてる段階で、もしもの場合の対処方法も考えておくようにしましょう。

 

 

貯蓄する期間の設定を考える

 

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貯蓄する期間をできるだけ短期間にしておくのも対策の一つですね。
30年計画では途中で何かが起きるリスクが高いですが、10年計画ならリスクが低くなります。


例えば、8年目で何かが起きたとしても、あと22年あると思うと無理無理!と思ってしまいますが、あと2年と思うと何とかなるって思えます。
5~10年単位でコツコツ貯蓄し、大丈夫だったら更に5~10年といった短期の連続という貯蓄計画もリスク対策になりますね。


下の図のように、長い年月をかけて大きな金額を目標にするのもいいですが、短期間で貯めた目標額を利率の良いところで運用しておき、更に短期間で貯め、また利率の良いところで運用・・・といった計画も、貯まる楽しさと運用する面白さを味わうことができますね。

 

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保険料支払免除特約を活用する


保険を利用した貯蓄の場合は、保険会社によって「保険料支払免除特約」がつけることができ、3大疾病等に該当した場合に保険料の支払いが免除になり、保険会社が替わって貯蓄をしてくれるようになります。


保険会社によって、がんになったとき・3大疾病になったとき・就業になったときなど免除事由が異なりますから、どんなときに困難になるかを考えて保険会社を選ぶことが大切です。

 

 

社会保障や保障の活用


転職や休職等で、収入自体がダウンしてしまう場合もありますね。
最初から無理のない貯蓄額を設定しておくと、継続できるかもしれません。


けがや病気でお仕事を休まないといけないときは、会社員の方であれば「傷病手当金」等が支給されるので、金額は少なくなりますが収入は入ってきます。
パートや契約社員で社会保障が充実していない方は、このような場合のことも想定しておかないといけません。
所得補償や就業不能時の収入保障などでの対策も必要です。

 

 

貯蓄が困難になったときには


貯蓄が困難になったとき、銀行等を利用した貯蓄であれば途中で貯蓄をやめてしまうことも可能ですが、不動産投資で住宅ローンなどを組んだときには、支払いはまったなしで来てしまいます。
保険を利用している場合は、いろいろな方法があります。
保険料を減らせば継続できるなら、「減額」といい保障額を減らすことで保険料を減らす方法があります。

この場合、減らした分が解約した扱いになり、お金が戻ってくる場合もあります。


支払いは中断したいがお金は今戻らなくてもいいときは、「払済」といい支払いを止めて今まで貯めたお金をそのまま運用してくれる方法があります。

この場合、保障額は減りますので注意が必要です。


支払いも中断して今すぐお金も必要なときは、「解約」という方法で保険を終了してしまうことでお金を戻すことができます。


(支払期間中の減額・解約でのお金の戻りは、支払った保険料の合計よりも少なくなります。)

貯蓄計画やキャッシュフロー表の作成では、これから先に起こるかもしれないリスクもしっかりと考え、
何か起きたときの対処方法まで確認し、何かが起きても大丈夫な計画・貯蓄額の設定をたてましょう。

 

次回は、Q&Aを載せる予定です。
特集やシリーズの記事からの質問、今までやってみた貯蓄の失敗体験、年金や老後についての疑問、その他家計のやりくり・貯蓄に関することなど、ちょっと聞いてみたい質問・疑問がありましたら教えてくださいね。

 

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渡辺 美智代 さん

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オフィスまみぃ代表

保険会社勤務を経て、平成26年にオフィスまみぃを開設。

独立系ファイナンシャルプランナーとして、家計・保険・不動産・税金・資産運用・相続・介護などの幅広い分野に対応。

また弁護士・税理士・行政書士・社会保険労務士などとも連携し、ライフプラン全般に渡るワンストップサービスを提供している。

 

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