独立して、自分がずっとやりたかった仕事を始める。
そんな女性が増えつつありますが、多くの場合その後、“集客”という課題に行き当たります。
なかなかお客さんが増えない。自分が思い描くような形にならない。
そんな状況を解消すべく、“紹介”というつながりを使って、ありそうでなかった仕組みを提供しているのが『絆送りプロジェクト』です。
今回はその代表者である高橋 真佐樹さんに、その取り組みについてご紹介いただきました。
-『絆送りプロジェクト』は、どのような仕組みなのでしょうか?
「『絆送りプロジェクト』では 「ゆるビズ(ゆる~いビジネス)でもなりたい自分になれる」 をテーマに、ゆるビズ女性を支援する全国ネットワークの活動をしています。
現状は、セミナーという形を通じて主に女性起業家の支援をしています。
お客様集めの手法としてセミナーを開く方は多いと思いますが、皆さん集客に苦労されます。それは単独開催の上、何もかも自分でこなさなければいけないためです。
『絆送りプロジェクト』で行うセミナーでは、毎回複数の起業家が集まり、1時間ごとの枠で講師を務めます。
講師となる起業家の方の条件は、おひとりでいいので自分の知人やお客様を連れてくること。
例えば1日に5人の講師がセミナーを行うと、そこには最低でも10人が集まります。自分も含めたその10人はお互いに、お客さんになる可能性があるわけです」
-それぞれの講師が人を連れてくることで、お客様j候補をお互いに紹介しあうような形になるわけですね。なぜそもそもこのような活動を始められたのでしょうか?
「【起業家の卵の卵の女性たちを育てて、自分のビジネスで収入を上げる環境を創る】 【女性起業家を育て、自分のビジネスで収入を上げる環境を創る】 といった理念を実現したいと考えたことがきっかけです。
これからは間違いなく女性の時代です。 たくさんの女性が自分のスキルを使って起業することができたら、 日本のビジネスは発展すると考えています。 なぜなら女性は、堅実で誠実で継続性があるからです。
「自分のスキルを活かして、何かやりたい」
「今の生活、今の自分を変えて豊かになりたい」
「起業とか言われてもあまり大げさなことは怖い」
そんなゆるい感じの、何かしたい女性が多いのが今の時代です。
自分のやりたいこと好きなことで、楽しみながら自分の将来の道を切り開くこと。
これができたら人生は豊かになりますよね。自分がまず豊かになって、そして自分と関わる人を豊かにする。
こういう女性たちをたくさん増やしていきたいと強く思っています」
-これまでに参加された方は、どんな感想をお持ちですか?
「よく言われるのが、
3000円で、こんなにたくさんの講師の話を聞けるなんて得しました。
稼ぐ系セミナーにありがちなガツガツとした商売モードではないところがいい。
また次回は友人を連れて参加してみたいと思いました。
といった感想です。
反面改善のご要望もいただいていますので、ご意見を参考に今後改善していくつもりです」
ひとりはみんなのために、みんなは一人のために・・・そんな精神が息づく起業家のサポート。
facebookなどの普及でうっすらとした人間関係が無造作に広がる傾向がありますが、こういったリアルの場での相互サポートの形は、より強い結びつきを生み出すきっかけになるように思います。
講師にならなくてもセミナーへの参加はできるので、一度その雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?
高橋 真佐樹さん | ||
40年近い生命保険会社の営業経験を活かし2009年12月に株式会社を設立。 思うように受注ができない状況の中でさまざまな角度から研究をし、「絆送り」という考え方にたどり着く。 その理念を元に、2013年12月に『絆送りプロジェクト』をスタート。 本年1月より、定期的にセミナーを開催している。 |