今月はじめ、

「2013年の日本人の男性平均寿命が初の80歳超え」

なんていうニュースが流れました。

が、それと同時に女性の方も過去最高を更新し、86.61歳になったとか。

医療に進歩によって、昔なら命を落とす病気やけがも直すことができるようになった、というのが大きな理由でしょう。

結果、確実に長寿化は進行中です。

 

そう考えてみると、オンナ40代というのはちょうど人生の折り返し地点あたり。

先のことを考えるとちょっとため息も出てきそうですが、ちょうど半分ということならば、ここいらで人生再設計するのもいいんじゃないかと、思ったりするわけです。

 

思い返してみれば、これまで生きてきたうちの半分ぐらいは“子供”として親の養護の下で育てられてきたわけで、自分の脚で歩くようになったのなんて、たかだか20年程度。

自分自身の力で生きていく期間としたら、これから先の方がよっぽど長い。

その長い期間、特に何も考えず流されながら生きていくのも、それはそれで悪くはない。

でも、この先の人生をより華やかにするために、これまでに培ってきたノウハウや痛い経験などを糧にして、将来を見据えるの、悪くないと思いませんか?

 

・・・というのもアラフォー~40代あたりって、今後の人生の方向性を決めるうえで“最後の選択”を迫られることが、何気に多いわけです。

 

まず大きいのは結婚。

多くの人が「遅くとも40までには」と、なんとなく意識しているはず。

するのかしないのか、決める時期に来ています。

もちろんこれには出産というファクターも絡んできますね。

どんなに見た目が“美魔女”でも、子宮年齢までは引き延ばせません。

(寿命が延びたんだから、50歳ぐらいまでは余裕で産めるように延長してくれれば悩まないのにね)

 

そして仕事。

部下を持って日々邁進しているような人もいるでしょう。

一方で、中途半端なまま年齢を重ねてしまってなんとなく今のポジションに収まっている人は、足元がなんだか不安定で落ち着かないのでは?

仕事が無ければ収入もなくなるわけで、特に一生シングルライフを突き進む場合は自分に直接かかわる死活問題です。

今までのキャリアを活かしてステップアップするのか、まったく新しい仕事に挑むのか、それとも起業という道を選ぶのか・・・やっぱりこのあたり、最後の選択を強いられます。

 

またとっても残念ながら、これから先の40年というのはこれまでとは反転して、“できないこと”が徐々に増えていく40年になる。

すでに、

「最近、カラダが硬くなってきてる」とか、

「階段上ると、心臓のドキドキがしばらく止まらない」

なんて感じたりするでしょ?

カラダの不調が出始めると、精神的にも確実にダメージを与えてきます。

健康じゃないと楽しい毎日は送れないこと、私たちはとっくに自覚してますよね。

だからこの先は、自分をケアしてあげることも意識はしておかないといけない。

 

いろいろ不安もあるし、考えないといけないこともいっぱい、やらなきゃいけないことも山盛り・・・

でもだからこそ一度立ち止まって、ちょっと先を見た方がいいと思うんです。今のうちに。

それが、より自分らしくシアワセな人生を送るための第一歩になるはず。

次回は、人生再設計のための具体的な方法を書いてみたいと思います。

 

後篇に続く