シェアハウスコンシェルジュとして、多くの物件立ち上げ・運営に関わってきた高野さん。

シェアハウスという新しい暮らし方が脚光を浴びる中、多忙な毎日を送られてきました。

 

sj_20150620_1ですが高野さん、シェアハウスに関わるお仕事は4年程前に、今の会社の社長と出会ってはじめて手掛けることになったとのこと。

 

まったくの未経験、しかも事業責任者という立場に立ち、さまざまな苦労をしながらも仕事をしてきた高野さん。

今の仕事については、

「シェアハウスの企画、図面起こしから完成まで一元して携われることはやりがいですね。

運営管理では、入居者さんたちとの関わりや新世代の暮らし方から日本経済状況が見えてくるところがおもしろいです。

逆にハードな部分は、日々ジャッジを求められること。債権回収や、予測できない事故やクレーム処理も多いので。

当初2名で始めたシェアハウス事業部が、分社化して組織がどんどん大きく成長していますので、マネジメントについても悩みながら奔走しています」

 

学校を卒業し、医療法人で理事長秘書として従事した以降は、長らく秘書業務に就いてきた高野さん。

そんな中26歳で結婚し、4年後に離婚を経験。

男性向けのパーソナルスタイリング業務なども手掛けてきました。

 

sj_20150620_2仕事柄、男性経営者と関わることが多いという高野さん。

自分の道を自ら切り開いていく経営者との交流は、いつも刺激を与えてもらえるそう。

今後の日本・世界の姿と自分の将来を重ね合わせて、未来を考えることも多くなったそうです。

 

そんな高野さん、休みの日にはどんなことをされているのかと言うと。。。

 

「趣味の日本酒会に集まって利き酒をしたり、時折思い立って料理やパン作りなどに没頭したりしています。

また最近では投資の勉強会に参加して、実践しながら経済の仕組みについて学んでいます」

 

どんな友人が多いのか聞いてみると、

「男女問わず前向きで建設的な考えの友人が多いですね。

私たちの世代になると起業していたり、ビジネスパーソンになっている方が多いので、何か相談しても愚痴をだらだらエンドレスということは皆無です。

課題解決に役立つアドバイスがもらえたり、何気ない会話から色々なヒントをいただいています。

そんな友人たちのジョークも秀逸で、会うと常に笑いが絶えません。

あと、何かにつけて「ヲタク」が多いですね。「マニア」と呼べと言われますが(笑)

車とか、美容や歴史、カメラなどヲタクジャンルは友人それぞれ多岐にわたりますので、話を聞いているだけで楽しいです」

 

その一方で、実はひとり好きな一面も。

 

「ひとりの時間は好きですね。予定としてあらかじめスケジュールに組み込みます。

心と身体をリセットする時間が欲しいので、月に一度は自宅に引きこもって一切の連絡を絶ち、撮りためたTV録画を観ながら、ひたすらダラダラと過ごしています」

 

自分の将来を頭に描きつつ、日々の仕事を頑張り、力を抜くときは思いっきり抜く。

こういったバランス感覚は、気持ちのいい毎日を送るポイントなのではないかと感じたのでした。

 

★ソロネーゼへの、7つの質問

 

― あなたにとって仕事とは?

「食事と同じくらい、なくてはならないものですね。

生活に困らないお金があっても、きっと何か仕事をしていると思います」

 

― お金は貯める方ですか、使う方ですか? 将来に向けて蓄えていますか?

「楽しい友人達との食事や、暮らしを便利にする物にはお金を使いますが、今は不思議なくらい物欲がないんですよ。

将来についての貯蓄は、日本円に不安があるので資金の2/3はハイリスクとローリスクの投資に回しています」

 

― あなたにとって住まいとは?(購入派? 賃貸派?)

「賃貸派です。今後空き家率が増加すると予想しますので今から独身でローンを組み、物件購入をするのはリスクと考えています。

ですが、将来住みたい場所が決まったら購入して暮らし方に合わせたリノベーションをしたいですね」

 

― 結婚については?

「再婚するかしないかは自分でもわかりませんが、形式にこだわらず、特別なパートナーは欲しいですね。

プライベートでは、たまに男性に甘えたいので(笑)

ですが、頼りにはするけれど、お互い依存しすぎない自立した関係が理想です」

 

― 夢や目標はありますか?

「時間や場所に拘束されず、1ヶ月を東京とお気に入りの土地で半々の生活ができるようになりたいと考えています」

 

― どんな風に歳を重ねていきたいですか?

「男女問わず、いつまでも誘いが絶えない面白いひとでありたいと思います」

 

― どんな人生だったら、幸せだと思いますか?

「今も幸せです。

100%の満足がないことが、むしろ幸せなんじゃないかなと感じています」

 

高野 芙実香 さん sj_20150620_takano

株式会社FOR.C 統括

8名の社長の秘書業務ののち、男性向けパーソナルスタイリストとして独立。その後現在の会社にて、シェアハウスブランド「クーベルチュール」事業の統括責任者となる。

手掛けたシェアハウスは15棟以上。

シェアハウスコンシェルジュとしても活躍中。


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