人生の一大イベントの一つ、結婚式がスムーズに進行できるかどうか。

それは、司会者によって決まる部分も多くあります。

そんな結婚式の司会を、1600組以上担当してきたのが、宮崎ゆかさん。

 

「結婚式、という場がすごく好きなんです」

 

そう話す宮崎さんは野球が大好きで、「ウグイス嬢」になりたいと思い、短大で放送コースを専攻。
しかしながら野球場のウグイス嬢は狭き門のため、地元熊本の放送局に入社し、裏方の仕事を経験しながらアナウンスの勉強を続けました。
27歳の頃、友人の結婚式に出席した時に、「結婚式の司会」という仕事に興味を持った宮崎さん。
そこからOLをしながら、結婚式司会者の派遣事務所で司会のスキルを身に付け、約半年後にはじめて結婚式を担当します。

 

「とても緊張していました。ただ、小さな会場でキャプテン業務や音響などを経験させてもらっていたので、安心感はありました」

 

今では年間100件以上の式の司会を精力的に担当する宮崎さん。今の仕事の魅力を聞いてみると、

 

「自分の喋りで式の雰囲気が決まる緊張感がいいですね。

新郎新婦に、「宮崎さんがいてくれるので安心です」と言われることが一番うれしいです」

 

また同時に

 

「新郎新婦の年齢が昔より上がっています。確実に晩婚化していることを実感しますね」

 

sj_20150910_1という宮崎さんも独身。

結婚したくないわけではないが、流れに身を任せているとのこと。

また昨年会社を立ち上げてからは、ますます仕事とプライベートの境目がなくなり、丸一日の休みというのは少なくなったのだとか。

 

「仕事漬けにしたいわけではないですが、依頼された仕事をきちんとやりたいので、ついつい頑張っちゃいます」

 

とはいえ宮崎さん、仕事以外についてはいたって力が抜けています。

 

「自分がやりたいと思うことは、なんでもやってみますが、うまくいかない事があっても肩肘張らず、ゆるい気持ちでクリアにします」

 

これからの人生に対する不安がよぎるときも、そんな風にかわすのが宮崎さん流。

 

 

「将来の目標や夢は描けていませんが、近い目標を常にもち、特に仕事においては自分自身がどこまでいけるかは、挑戦し続けたいです」

 

やっぱり仕事が好きな人なのでした。

 

 

★ソロネーゼへの、7つの質問

 

― あなたにとって仕事とは?

「大好きで楽しいもの。生きている意味を見いだせるもの」

 

― お金は貯める方ですか、使う方ですか? 将来に向けて蓄えていますか?

「好きな時に、好きなものを好きなだけ買えるのが理想ですね。貯金のための貯金よりも、使うために貯めるという感じです」

 

― あなたにとって住まいとは?(購入派? 賃貸派?)

「同じ場所にいられないタイプなので賃貸派です。5年おきぐらいに引っ越ししていますが、そのたびに少しずつステップアップができています」

 

― 結婚については?

「やっぱり生活の安定につながるので、縁があればしたいです。お互いを尊重でき、なんでも楽しめる人がいいですね」

 

― 夢や目標はありますか?

「特に何かに執着はしていません。好きなことをとことんやるって事でしょうか」

 

― どんな風に歳を重ねていきたいですか?

「人に迷惑は掛けないようにしたいですね」

 

― どんな人生だったら、幸せだと思いますか?

「宮崎さんって人がいたね~くらいに記憶に残せてもらえたら幸せです」

 

宮崎 ゆか さん sj_20150910_miyazaki

株式会社Office Freyja 代表取締役
司会者

アニバーサリープランナー

地元熊本県の放送局勤務後、ブライダルを中心とした司会業を始める。
司会歴は16年。

昨年、会社を設立。

近年は自らが現場に立つ傍ら、後進の指導なども精力的に行っている。

 

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