ここ数年、腸をケアしようという風潮が定着し、腸揉みサロンなども増えていますが、今回ご登場いただく小澤さんは単に美容のためだけでなく、腸のケアを通じて心身共に健康な状態にしていく「美腸セラピー」を提唱しているセラピストです。

小澤さんが美腸セラピストとして独立したのは2年前。

そこに至るまでは、さまざまな出来事があったと言います。

 

厳格な父親の元で育った小澤さん。

父親の抑圧からなんとか逃れたいと考えた小澤さんは、父親が決めた東京の就職先にこっそり辞退を申し入れ、当時内緒で交際をしていたアメリカ在住の恋人の元へ旅立ってしまいます。

 

「短大を卒業した次の日に、東京へ行くと言いつつアメリカに行ってしまいました。

チケットを買って座席に座って離陸した時、こんな簡単なことで私の人生って変わるんだと実感しました。これからは我慢しないで、自分のやりたいことやろうと思いましたね」

 

小澤さんがアメリカに行った事実を父親が知ったのは、その半年後。

ですがさすがに戻ってこいとは言われなかったそうです。

 

狭い世界でしか生きてこなかった小澤さんはツアーコンダクターに憧れを持っていたそうで、アメリカでツアリズムの勉強を開始。

帰国後、旅行会社のツアーコンダクターとして働き始めます。

 

一度出発してしまえば、長期間日本を離れることになる仕事。

そんな毎日を送る中、ある海外ツアーに出発したその日に、最愛の祖母が亡くなってしまいます。

 

おばあちゃん子だったという小澤さん。

亡くなったことは何も知らされておらず、帰国した時にはすべて法事が済んでしまっていたため、かなりのショックを受けたそうです。

 

「その時に、自分のおばあちゃんの面倒は見れなかったけど、世の中のたくさんのお年寄りをサポートする仕事に就こうと思ったんです」

 

その決意のまま旅行会社を退職。

介護福祉施設などを運営する会社に転職します。

転職後、数々の実績を積んだ小澤さんはついには本社に呼ばれ、企画営業勤務に就くことになります。

そこでは自社運営の施設を効果的にアピールし、いかに早く満床にするかがミッションでした。

 

「設備やサービスが行き届いた介護施設であれば、入居した方が幸せかと言えばそんなことはなく、夜になると自宅に帰りたいと言って泣いたりされる方が多くいらっしゃいました。

そんな姿を見ていて、やはり介護は自宅でするものなんじゃないかと思うようになり、在宅ヘルパーとして働くようになりました」

 

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現場でたくさんの高齢者の介護をしている中、小澤さんはあることに気づきます。

 

「身体のために薬を飲めば飲むほど、排便トラブルが増えていくんです。また排便トラブルの具合と認知症の症状が、リンクしているように思えました」

 

その気づきがきっかけとなり、小澤さんは腸に関心を持つようになります。

そこで出会ったのが、美腸セラピーでした。

 

「美腸セラピーの内容を見たときに、ピンときました。これで自分の手で、みんなを元気にしてあげられると思いました。

小さなお子様からお年寄りまで、そして女性だけではなく、男性にも。すべての方にこの施術は必要だと感じていました。

健康維持、そして病気予防のために、この美腸セラピーはきっと役に立つと考え、自ら起業しサロンを立ち上げました。

おかげさまで腸の調子が悪い、ストレスが溜まっているといった方もよくお越しになりますが、最終的には年を重ねても元気に生き生きと輝いて生活できるよう美腸セラピーを広げていきたいですね」

 

ちなみにプライベートのお話を伺うと、そちらもなかなか紆余曲折な様子。

アメリカに呼んでくれた恋人とは11年間交際したものの、結婚には至らず。

30歳で別れ、そのすぐ後にできた恋人と結婚。

 

「地元の北海道を出た後、仕事や彼の都合であちこちに住んでいて、ひとつ所に落ち着かなかったんですね。落ち着きたいという思いと、誰かを支える生活をしたいという思いがあって、結婚しました」

 

が、2年後に離婚。

子どもが産まれたものの、お相手は嘘の多い人で、応援してあげようという気持ちが次第に薄れてしまったそうです。

 

「気持ちが疲れている時に、結婚するもんじゃないですね(笑)」

 

と、明るく笑う小澤さんなのでした。

 

 

★ソロネーゼへの、7つの質問

 

― あなたにとって仕事とは?

「人を支えるもの。志を形にして表せるもの」

 

― お金は貯める方ですか、使う方ですか? 将来に向けて蓄えていますか?

「お金イコール愛だと思います。必要なものに必要なだけ注ぐもの。私にとってその対象は、大切な娘です」

 

― あなたにとって住まいとは?(購入派? 賃貸派?)

「ひとつ所に落ち着かない生活を続けてきたので、必然的に賃貸派です」

 

― 結婚については?

「結婚には向いていない気がしています。気軽なパートナーは欲しいですね」

 

― 夢や目標はありますか?

「腸は自分の心と身体をコントロールしている臓器です。その事実を広く知っていただき、ご自身の健康管理に、そして統合医療という形で世の中に広げていきたいです」

 

― どんな風に歳を重ねていきたいですか?

「腸(超)ハッピーに!」

 

― どんな人生だったら、幸せだと思いますか?

「感動する毎日が送れたらいいですね。毎日楽しいので、それには近づけていると思います」

 

小澤 かおり さん so_20160930_ozawa

美腸セラピー専門サロン セラピーエ代表
腸ほぐし専門家・美腸セラピスト
北海道 苫小牧出身。
駒澤大学付属苫小牧女子短期大学英文科卒業。
その後アメリカへ駆け落ちし、アリゾナ州ピマコミュニティーカレッジにてツアリズムを学ぶ。
帰国後、ツアーコンダクターとして8年間働く。担当エリアは「秘境」。
祖母が他界した後、介護の世界へと転職。
ヘルパー業務から営業、企画、運営など殆どの介護業務を経験。
お客様と真剣に向き合ううちに、薬の副作用がお客様の腸を弱らせ、排便トラブルに繋がっていくお年寄りが大勢いるのに気付く。

病気、薬、腸の動きは何か必ず関係していると感じ、2014年 美腸セラピーと出会う。
2016年2月、介護予防=病気予防というコンセプトでサロンをオープンし、半年で約450人以上の施術をする。
腸をほぐすことで快眠を得られ、集中力も高まるということから、プロのスポーツ選手からも活用されている。
今後は地元の北海道にも拠点を広げ、美腸セミナー活動も行っていく予定。

 

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