ファッション雑誌に登場するような非現実的なライフスタイルを送っている方々は別にして、ごく一般的な40代シングル女性の多くは、こんな“感じ”をいだくことがあるのではないでしょうか?

 

◎積み重ねてきた出来事・実績はたくさんあるはずなのに、意外と自分に自信が無い。

→だから、輝いて(見える)同性を見て、「とてもかなわない」と自分を負けた存在にしてしまったり、「あの人は特別」と区別して遠ざけてしまう。

 

◎「自分らしさ」を大事にしたいけど、意外と自分の「自分らしさ」が掴めていない

 

◎自分がどんな風に生きたらシアワセなのか、意外と定まっていない

 

◎「自分のやりたいことが見つからない」と感じることがある

→だから、その答えを与えてくれそうなセミナーなどに通い詰めてしまう。

 

◎体調の変化を実感する

→だから、健康への意識が高まる。見た目の美しさも内面から作られるものだと理解している。

 

◎意外とひとり好き

 

◎結婚へのアグレッシブな意欲は、少しずつ薄らいでいる

→ただし、「できれば結婚したい」とは思うし、少なくともそばにいてくれるパートナーや男友達はほしいと感じる。でも、本格的な恋愛はちょっと面倒(力んで飾らず、もっと素の自分でつきあいたい)

 

◎意外と仕事好き

 

◎自分の癒し方、楽しませ方を知っている

→だから余計に、自分のペースを優先したくなる。

 

◎親の介護や老後、という問題が視界に入ってきつつある

 

◎得も入れぬ不安に、突然襲われることがある

→自分のことだけ考えていればいいわけではなくなる。漠然とした将来への不安。

 

まわりに揺さぶられたかと思うと、妙に頑なだったり、自分をイヤになったり、案外イケてると感じたり・・・いろんな気持ちが入り組んで、実にやっかいな年代です。

 

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いろいろと不安定な40代シングル女性ですが、もっとシアワセへとバージョンアップしていくための基本的なスタンス。それは、

“自分中心”に生きること

です。

 

人生は自分のためのもの。

生まれてきた以上、自分の人生は自分でシアワセにしてしまえばいい。

だから、すべてのコトは自分中心でいいんです。

 

自分で物事を判断して、決めて、行動する。

他人がどんなハイレベルな暮らしをしていようが、たくさん友達がいようが、関係なし。

すべての基準は、「自分の気持ちよさ」

迷ったら、気持ちよくなりそうな方を選ぶ。

気持ち良くならないことは、しない。

雑音は、無視。

そんな吹っ切り方をすると、気持ちは軽くなるんです。

 

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ただし、決めたことを行動に移すとき、周りに全く配慮もしないで振舞ってしまうのは、“自分中心”ではなく、 “自分勝手”のエリアに突入してしまいます。それはお子ちゃまがすること。

このさじかげんが、大人のオンナの経験が生きるところです。

いろいろな人や物事とつながった中で自分も生きている、という理解が必要なところです。

 

「私はひとりだ、孤独だ」

と思っても、そんなことはありません。いや、あり得ません。

気持ち的にそうだとしても、人間は周りの人や社会とつながっています。そうじゃないと生きていけないから。

 

例えばアナタが化粧品を売っていたとして、お客さんにいい商品を勧める。

それを気に入って買ったお客さんは楽しい気分で家に帰り、翌日から新しい魅力を手に入れる。

キレイになったことで、彼女の人間関係が好転する…なんていうこともありえます。

つまり、アナタがした行動は少なからず他人に影響を与えるようにつながっているわけです。

 

逆の場合だってあります。

アナタがはじめてのレストランに行って、食事をする。

誰かが作ったその料理がとてもおいしければ、アナタの気分は良くなる。

その日あったちょっと不愉快なことも、「ま、いっか」と流せるようになる。

 

・・・ね、つながっていますよね?

 

少し話がそれましたが、“自分中心”に生きるとは言いかえると、

“自分の中に、自分の尺度を持つ(自分軸を持つ)”

ということなんです。

 

そして自分で決めるということは、

“自分で決めたことに責任を持つ”

ということなんです。

 

もうすぐ今年も折り返し。

これからは、“大人の自分勝手”で過ごして、気分よく一年を締めくくっていきましょう。