■働きウーマンのワークライフバランス術
~ 強みを活かそう! - 自分の強みを知っていますか?
こんにちは!
ビジネス&ライフスタイルコーチの今本待喜子です。
いよいよ雨の季節到来ですね。
じめじめ、蒸し暑く、うっとおしい?
確かに不快指数が高くなるのは否めませんが、
これも四季がある日本だからこそ味わえること。
雨に濡れた紫陽花
オシャレなレイングッズ
リズミカルな雨音
etc・・・
楽しめる要素もいっぱいあるはず。
そのときどきの季節を思いっきり楽しむことができるって
素敵ですよね。
さて、当コラム2回目のテーマは、「自分の強み」です。
あなたは、“自分の強み”を知っていますか?
その前に、“強み”って何だか説明できますか?
“強み”とは、
“意識せずとも発揮できる自分に固有の思考や行動パターン”
と言うことができます。
もう少しわかりやすく言えば、
人に「すごいね!」と言われるけれど、
自分では当たり前のことで、大して苦労せずにできてしまうこと
や
「えっ、これって誰でもできることじゃないの?」
と思いこんでいたら、案外他者にとっては困難であるようなこと
など。
考えてみてください。
苦手なことを克服するために膨大なエネルギーを使うよりも、
得意なことをうまく利用した方が
より少ないエネルギーで結果を生み出すことができる
と思いませんか?
そのために、まずは自分の強みを知ることが重要です。
ここで、自分の強みを知るためのひとつのツールをご紹介しましょう。
それは、
『ストレングスファインダー®』
と呼ばれるもの。
読んで字のごとく、“強み発見ツール”です。
日本で正式にこのストレングスファインダー®を扱っている
ストレングス・ラボ
のサイトの文章を借りると、
「ストレングスファインダー®は、
アメリカの世論調査と組織コンサルティングのギャラップ社が
「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで
最大の能力を発揮する」という考え方に基づき開発したツールです。
Webサイト上で177個の質問に答えていくことで、自分の強みを知ることができます。
開発にあたってギャラップ社では、強みの源泉となる才能をみつけていくために、
人がもつ様々な能力をあらゆる角度から抽出して分類し、最終的には34種類の
才能分野=資質を特定しました。
ストレングスファインダーの診断結果で画面に現れるのは、その34種類の中で、あなたに最も強く表れている5つの資質です」
とあります。
(ストレングスファインダー詳細はコチラ)
ちなみに、私のストレングスファインダー上位5位の強み資質は、
1.最上志向
2.規律性
3.活発性
4.共感性
5.社交性
です。
これらの資質を簡単に行動と結びつけると、
絶えずより高い目標を目指すことを厭わず(最上志向)
計画を立ててコツコツ積み上げることを得意とし(規律性)
取りかかりは速く(活発性)
他者の気持ちもしっかり汲みとりながら動け(共感性)
多くの方と良い関係性を作ることができる(社交性)
というような感じ。
もちろん、それぞれの資質は、もっと深く様々な行動につながります。
私自身、自分の強みを知ることにより、
自分がどういうことが得意で
どういうふうにアプローチすればパフォーマンスが上がって
何が私を喜ばせるのか
また、逆に、
それぞれの強み資質がマイナスに働くときはどういうときで
避けた方がよいアプローチや
苦手なやり方
などが
とてもよくわかるようになり、
自分の行動を選択・決断するスピードが速まり、
自分にとって心地よい仕事や人間関係を手に入れることが
上手になったと思えるようになり、
自己理解と自己肯定感を上げることに
大いに役立っています。
そして、さらに大事なことは、
“人は皆違うのが当たり前で、
決して自分と同じ思考や行動パターンを取らない“
ということが、とても腑に落ちました。
自分には不得意なことを、そういうことが得意な相手に委ねたり、
それぞれの強みを活かしてひとつの目標により早く近づくなど、
他者との良好な関係性をつくるとともに、
チームとしてのパフォーマンスを上げることにも
大いに役立っています。
仕事はもちろんのこと、
プライベート、
例えばパートナーや友人との良好な関係構築にも
とても有効なツールです。
詳しくは、
書籍
「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」
(マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン著 田口俊樹訳 日本経済新聞社)
や
前述した、
ストレングス・ラボ
のサイトから情報を得ることができます。
あなたも、自身の強みを知って人生をより豊かにしませんか?
【今月のホームワーク】
ストレングスファインダー®を受けてみて、自分の強みの資質を知ろう!
(ストレングスファインダーの受け方)
今本 待喜子 さん | ![]() |
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ビジネス&ライフスタイルコーチ ・(財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
大学卒業後、大手自動車メーカー系列システム開発会社のSE、プロジェクトマネージャーとして、各種業務システムの設計・開発を担当 また、社内におけるSE教育担当を兼任。 1995年 IT系ベンチャーへ参画し、同社のパソコン教室/インターネットカフェの立ち上げ及び企画運営全般を担当、またインストラクタも兼任し、パソコン教室を軌道にのせる。 1997年独立。資格取得専門学校の講師として、学生や社会人のキャリアアップ支援事業に携わり、情報処理関連の資格取得講座講師として、多数の大学および民間企業・公的機関・団体に対し、資格取得講座等を担当。
2005年よりコーチングを学び、現在はパーソナルコーチングやコーチングトレーニングのトレーナーを務めるとともに、段取り力、仕事の進め方、ストレスマネジメント、パーソナルファウンデーション強化や部下育成などの、ビジネスコミュニケーション/ビジネス推進スキルの研修企画開発ならびに講師として活動中 2011年より、断捨離トレーナーとしてのノウハウとコーチングを融合させ、主に仕事をもつ女性に対しての、ファウンデーション強化・ライフスタイルの向上によるパフォーマンスアップを目的としたセミナーや直接自宅や職場に訪問してのコンサルティングやQOLアップのためのコーチングを提供している。
2011年から本格的に始めたマラソンは、いまやライフワークに。フルマラソンはもとより、100キロを超えるウルトラマラソン、トライアスロンとその幅を広げ続けている。 「仕事をもちながら自分らしく生きる女性たちが、さらにご機嫌に輝く人生を楽しんでもらうために」 その思いを胸に、仕事と愉しく向き合っている。
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