お金というのは本当に不思議なもので、貯めるのはものすごく大変で時間がかかるのに、無くなっていくのはあっという間。
昔からそんなことは重々わかっているのに、貯める習慣ってなかなか身につかないですよね。

でもこの先、バブルの頃のように景気がはじけるほどよくなるってこと、きっと無いんですよね。
となるとやっぱり、貯金はしていかないと・・・

毎年毎年「今年こそ貯金するぞ」と決めながら、月末にはすでにカツカツになっていて「おかしいな?」と感じているあなた、今年はまずその一歩を具体的に踏み出して、貯金の入り口に足を掛けることからはじめましょう!


●まずは、お金が減っていく様子を“見える化”しよう

毎月なんとなく減っていくお金。
でも実際にはサイフに穴でも開いていない限り、お金が何となく、いつの間にか減っていくなんていうことはありません。
自分の手が、確実にそのお札一枚一枚を出してモノやコトに変えているわけです。

まず貯金を始める前に、自分のお金が減る様子を“見える化”することからはじめてみましょう。

「よし、じゃあ、かわいい家計簿でも買って・・・」

なんていうのは間違いの始まり。
力んで形から入ると結局続かないこと、もう知っているじゃないですか。
家計簿を買うのは、習慣が身についてからで充分。
手元にある預金通帳で、おおざっぱにお金の流れをチェックすることからはじめましょう。

まずは、これまでに記帳されている履歴をチェック。
給料が入ったとたんに、たくさんのお金を引き出していませんか?
数日たつと、カードの引き落としで限りなく残高が一桁に近く、なんてことになっていませんか?

もし毎月同じようなパターンで減っているようなら、完全に貯まらない癖がついてしまっています。

このとき、単に「減ってるなぁ・・・」とだけ眺めてしまうと「ま、しょうがないか」となります。
ですので一度、「この収入のうち2割を貯金していたとしたら・・・」と、去年目標にしていた“理想の自分”ならいくら貯金できたはずなのか、計算してみましょう。

「私って、収入少ない」なんて普段は思っていても、足してみると意外と金額が積みあがったのでは?
ということは、そのくらい自分は貯金できるポテンシャルを秘めているということです。
ね、自信が持てるでしょ?


●見える化したら、ちょっとだけ気を引き締めて・・・

ちょっとだけ自信が身についたら、まずはできるところから行動に移しましょう。

お金を引き出すにしても、ざっくり大きな金額を引き出す前に必要な分プラスアルファ程度に留めましょう。
お金は手元にあると、羽根が生えやすくなります。

「でも、手元にお金が無いと不安で・・・」
と思っても、一度挑戦してみてください。
抑えた金額でやりくりできる癖がつけば、気にならなくなるものです。
物を大切にする気持ちも芽生えて、自分のステキ度もアップしますよ。

具体的に貯金をはじめよう、という時には給料天引きの預金を始めるのがオススメ。
自分がおろしたくても、すでに一定額が手に届かない所に行ってしまっていれば手も足も出せません。
目標は、収入の2割。もっといける人は3割貯金できると理想的です。


カードの支払いは連鎖的に続いていくので、どこかで断ち切らないと返済の為に働くループ状態になります。
サイフからカードを引き抜くとき、「本当にいいの?」と自分に問いかけてみることからはじめてみましょう。


●ちっちゃな目標が達成できたら、ちっちゃく自分にごほうび

「今週は銀行からお金を引き出さずに過ごせた」
「今月はちょっと貯金ができた」
「今月はカード使うのを1回我慢できた」

そんな風に、ほんのちょっと“貯まるオンナ”の方向に踏み出せたときには、大いに自分をほめてあげましょう。
自分にごほうび、もいいでしょう。
でもこのとき、「ブランドバッグをカードで・・・」はダメですよ。
ごほうびも、“ちっちゃく”です。


お金を貯める最大のポイントは、「貯める行為を習慣化すること」。
宝くじで数億円が当たるようなこともそうそうない暮らしの中では、コツコツこそが貯金の一番の近道です。

貯金したいと思いながらもできない人は、「今年中に500万貯めるぞ!」なんて目標を立てる前に、目の前の、日常的にできる部分から変えていきましょう。
目標は、その習慣がついてからで充分間に合います。

まずは、一歩から!