私たち世代の頭にいつも引っかかっているテーマ「結婚」。
春はブライダルシーズンでもあるので、意識している・していないに関わらず、
気持ちが揺さぶられがちな季節です。
そんな時に限って目にするのが、結婚相談所の広告。
ついつい気になったりすること、ありませんか?
今回は、よく目にはするけど内情は噂程度しかわからない結婚相談所が、
40代独身女性にとって有効な場所なのかどうか、マジメに考えてみました。
●結婚相談所を利用したことは?
今回の特集にあたり、全国1400名の独身女性に、結婚相談所についてのアンケートを行いました。
このアンケートでは世代間の違いを調べるために、30代独身女性700名、40代独身女性700名それぞれに、同じ質問をしてみました。
まず聞いたのは、「結婚相談所の利用状況」について
(数字は30代:40代の順で記載)
利用していた・現在も利用している・・・・・・・・・24 / 35
説明を聞きに行ったことがある・・・・・・・・・・・・15 / 22
資料を取り寄せたことがある・・・・・・・・・・・・・・22 / 18
相談所のホームページを見たことがある・・・・49 / 58
何もしたことが無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・590 / 567
世代間でそれほど大きな差はないものの、
40代女性の方が若干、具体的な行動を起こしているようです。
ですが、具体的なアクションをするまでの関心は無い、というのが大半のご意見ですね。
次に聞いてみたのは、
「もし結婚相談所に入ったとして、お相手が見つかると思いますか?」
見つかると思う・・・・・・・41 / 29
見つからないと思う・・・201 / 229
何とも言えない・・・・・・458 / 442
年齢からくる余裕なのか、「見つかると思う」については30代の方が高い数字です。
では、その答えの理由は?
◎「見つかると思う」の理由
・それなりの金額を払うので(34才)
・目的がはっきりしている人が集まるから。(32才)
・第三者の目があるほうが、結婚までまとまりやすそうだから。(31才)
・相性のいい人を紹介してもらえそう(30才)
・自力で探すより効率がよさそう(48才)
・何もしないよりは出会いがある(40才)
・相手が見つからないなら登録する意味がない(45才)
見つかると思うその理由というよりは、
「お金を払う以上、見つからないと困る」という、すごく当然なお答えが世代を問わず多く寄せられました。
当たり前な気持ちですよね・・・
◎「見つからないと思う」の理由
・それを使わなきゃいけない人しかいないから(30才)
・騙されるかもしれないし、見たことない人と会うのは嫌だ(39才)
・考えている条件と、実際の相性は違うと思うから(38才)
・理想の人が独身でいるわけがないから(39才)
・自然じゃないから性格不一致しそう(34才)
・結婚が前提になると人柄を見極める時間が足りない(38才)
・結婚相手は条件で選ぶものではないと思うから(32才)
・真剣な分、理想も高そうだし、諸々の条件で合う人いないと思う。(32才)
・相手を減点方式で見てしまいそうだから(43才)
・自力で見つけられない人しかいないから(43才)
・自分もそうだが残っている人にはそれ相当の理由があって残ってしまっているから。(47才)
・妥協点を見出せない限り難しいと思う(47才)
この答えは、「結婚相談所を利用しない理由」とも共通するように思いますが、
30代の理由を聞いていると、そこに登録している人や相談所に対する不信感が強く
40代になるとそれに加えて、「自分が○○だから無理だと思う」といった、
やや客観的なお答えが目立ちました。
◎「何とも言えない」の理由
・想像がつかない(37才)
・いい人がいるかわからないから(33才)
・見つかる時は見付かるだろうし、見付からない時は見付からないと思うから(31才)
・騙されると思ってしまう。(30才)
・手段であって本人のやる気しだいだと思う(39才)
・結婚相談所だから出会えるという確証はない(49才)
・企業は利益を追求するものであって、顧客のことを最優先に考えているとは思えない。(40才)
・どういった点を譲らないかによると思うので。(43才)
結婚相談所に強く興味を持ったことのない人が多い中では、
「よくわからない」というお答えが多いのは当然の結果ですが
それと同時に、「結局は運だから」という達観したお答えも多くいただきました。