長い連休があったので、1週間ぐらいでマレーシアとシンガポールを旅行することにし、クアラルンプールからマラッカというマレーシアでは初めて世界遺産に登録された町に行こうと思いました。
以前にマラッカを訪れた職場の先輩が、マラッカはおすすめだと言っていたので、軽い気持ちで行ってみようと思い立ったのです。
 
クアラルンプールからはバスで行くのが便利で、TBSという長距離バスにのって安く行けるようだと、ネットで調べると書いてありました。

ふむふむ、なるほど。
まずはTBS-BTSという大きなバスターミナルまで行かなければなりません。
KLの街中からこれも、バスで行けるようです。

 

バスの発着場はゲストハウスのすぐ近くだし、下見に行ってみようと思い歩いていると、それらしき雰囲気が。
ホテル前の普通のバス停だけど、行き先を大声で叫んでいるおじさん達を発見。
「マラッカ、マラッカ」と言っているので、「マラッカ?」と聞いてみました。
おじさんに明日乗りたいと伝えると「じゃあ、明日もう一度ここへ来い」とそれだけ一言。

予約は必要ないと言われました。
もう一度念を押して確認すると、邪険にされてしまい遠くへ行ってしまったので、もう一度明日ここへ来ればなんとかなるだろうと思い、その日は終了。


次の日、予定通り来ると同じようによくわからないけど、多分このバスに乗ればBTSへ行けるだろうという同じ雰囲気を醸し出している中国人旅行客の若者グループを発見、無事にバスに乗れました。

バスを待っているあいだにバスが来るのか来ないのか心配そうにしていると、マレーシア人のおばさんがマレー語だけど「もうすぐ来るから心配しなくても大丈夫、もう少し待ってね」と言ってくれました。
私はマレー語がわからないけど、多分そんなことを言っていたと思います。
その後、バスターミナルに着いてからも「マラッカ行きはここでチケットを買うのよ」と売り場まで案内し、それじゃあと片手を上げ、笑顔で去っていきました。
どこにでも親切な人はいるものですね。私は一人旅の時によく、親切にされます。多分頼りなさそうに見えるのでしょう。その度に人との出会いはいいものだなと感じずにはいられません。今回もまた一期一会、人の優しさに触れることができました。

 

さて、それから無事にマラッカに到着。

バスターミナルから街中まではタクシーに乗ることにしました。
旅の中では人の優しさに触れ合うこともありますが、その逆も然り…
 
eps_20160515_1タクシーの運転手に泊まる予定のゲストハウスの住所を見せて、「OK!」と返事をもらい安心し、ゆったり後部座席にもたれて一息。
街中に入り、異文化を感じられる古都の情緒ある雰囲気に包まれてきました。


内心わくわくしながら、あれこれ考えていると…あれ?

同じところをぐるぐるぐるぐる。
車を降りて、道を聞く運転手。
似ているけど、あきらかにゲストハウスの住所と末番がずれてるので、「もどって。ここだよ(地図を見せる)」と言いました。


「さっき、そこを通ったけど無かった!違う!」と運転手。
「でも、ここは住所が違うから、地図のところへ戻って下さい」と負けじと伝える私。
狭い範囲を迷うこと10分。
ついに運転手がキレて、「お前は騙された。そのホテルは引っ越したんだよ。降りろ!」と言い、車を止め、私の荷物を勝手におろして「お金を払え!」と一言。


大声でやり取りをする私たちを見て、近くの店からイケメン店長が登場!
「どうしたの?」という彼に運転手と私が説明、すると電話してみようということになり(そりゃそうだ)、電話の無い私の変わりにその彼が電話をしてくれました。


しかし、電話が通じない..
「やっぱりお前は騙されたんだよ!金払え!」と運転手。
イケメン店長も「そのゲストハウスは無いみたいだね」と。
泣きたくなってきた私はとりあえず運転手にお金を払い、とぼとぼ他のゲストハウスを探すことに。


イケメン店長が一緒に探してあげようか?と言ってくれたけど、これ以上騙されたくないと人間不信に落ち入った私は後ろ髪を引かれながら、お断りし、1人でとぼとぼと他のゲストハウスを訪ねたのでありました。

 

傷心し、早とちりしてしまった私は他のゲストハウスに泊まることにしてしまいましたが、気持ちを入れ替え、「よし、観光だ!」と歩き始めると予約してあったゲストハウスが目に入り、がっくし、自信喪失。
どうして私はもう一度確認しなかったのだろう…

 

しかし、ポジティブな私はそんな気持ちも一晩寝れば、
「失敗が無ければ成功は無いのさ。これも人生勉強だ。」
と都合がいいように解釈し、その後も旅を楽しむのでした。
皆さんはこのようなことが無いようにお気をつけ下さいませ。

 

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