チョムリアップ・スオ(こんにちは!)
速水亮子です。

 

コラムを書かせていただいて2回目。
まだまだ書き慣れていないですが
少しでも同じ女性の皆さんに楽しんでいただければと思っています!

さて、2回目は
「なぜ “カンボジア” で “スパ” だったのか」です。


●なぜスパ?

 

きっかけは、経営コンサルティング会社で温浴ビジネスのチームに配属になり、お風呂好きになったことでした。
年間200以上の温浴施設を(のぼせながら)見てまわるうち、お風呂がどんどん好きになったのです。

そして今回独立をしようと考えた時、当初は「裸で入る日本のお風呂文化」を海外に伝えたいと考えました。
あの湯船に入った瞬間の「は~」と思わず声がでてしまう癒しの感覚は、きっと全世界共通のはずだと思ったからです。

 

水着で入るお風呂は世界にいくつかあると知っており、裸で入ることの提案は難しいとわかっていましたが、諦め切れずに世界中の温泉を調べました。
ただ、調べているうちに、今思えば恥ずかしいですが、掘削を含めて膨大な開業資金が必要だという現実がみえてきました。それまで勢いだけで調べていたということです(笑)。
仕事柄、日本でどのくらい初期投資がかかるか知っていたこともあり、国の違いがあれど今の自分では無理だとわかりました。
このことから、今回は日本式の温浴施設の普及を諦めました。
でも温浴関係には携わっていたい…この気持ちがまだあったことから、お風呂よりは初期投資が軽い「スパ」を選択しました。


●なぜカンボジア?

 

私の中で漠然と、「起業するなら東南アジア」と決めていました。
アメリカ、ヨーロッパという選択肢がなぜなかったのかは思い出せませんが
きっとNGOでタイに行った時に、いつか海外で働いて何かしら還元したいという思いが芽生えたので、潜在的に東南アジアが良かったのだと思います。

 

では、東南アジアのどこでやるのか?
まずはじめに、観光客に人気がある東南アジアの都市を、口コミサイトからピックアップし一覧にしました。
外国人である自分がビジネスをするのだから、消費者の気持ちがわかるであろう「観光客相手のビジネス」にしようと思っていました。

次にいくつか条件を出してみました。

 

・観光客数と伸長率
・経済成長率
・温泉があるか(何かしら使いたかった!)
・現地法人の作りやすさ(最低資本金、法規制など)
・競合の数
・競合のクオリティ

 

などなど、いくつかの項目に対して優先順位をつけ、点数化し、出てきたのがカンボジアでした。(その他の国については、最低資本金を知って諦めました)

 

しかし、客観的にみてカンボジアという国名がでてきたものの、正直アンコールワット以外何も知らない。
本当にこの国で続けていけるのか、この国が好きになれるのかなど不安がありましたので、有給を活用し、そこから1年かけて、4回カンボジア視察へ行きました。
遺跡好きでもないのに突然どうしたの?と、同僚からは怪しまれながらも私は必死でした(笑)。


●初めて見たカンボジア

 

生まれて初めて降り立ったカンボジアの印象は、途上国そのものの姿。まさにこれからの国という姿でした。
道路はほぼ赤土、水道・電気などのインフラも弱い、教育を十分に受けられない子供たちもまだまだ多い。
現地でのヒアリングを重ねるごとにわかってきました。

中でも印象的であり、特徴的だったのは、カンボジアの人たちにビジネスの話をすると、90%以上の方が「立地は街中をおすすめする」ということ。
郊外はビジネスに向かないと、みんな口をそろえて言うのです。
市街地から車で10分程度のところも遠いからやめたほうがいいと。


確かに街中にスパは多く、自然の中には見当たりませんでした。

ただ、今日本で働いている自分にとってどんなスパに行きたいかを考えたとき、私はその土地の自然の中で、新鮮な空気を吸って施術を受けたいと思いました。
バリのウブドにあるような多くの緑に囲まれたスパが好きなのです。
アクセスはもちろん重要であり、そこについてはハードルがあるかと思いますが、今ここに無いなら自分の手で作ってみたい、チャレンジしたい!と思いました。


●伝えたいこと、実現したいこと

 

・お客様に伝えたいこと
街から近いところにこんなに素晴らしい緑が広がっていること。
そして、カンボジアの人たちの「人懐っこさ」を知っていただけたらと思っています。
私がカンボジアの魅力だと感じ、でも伝えきれていない「もったいない」と感じている2つです。

 

・カンボジアのスタッフに伝えたいこと
観光客にとっては、街も、このローカル風景も、両方特別なものなのだということを伝えたいです。

 

・実現したいこと
今回のスパというビジネスの中で、「一生懸命に頑張れば成果がでて、結果がみえる仕組みづくり」を行いたいと思っています。
雇用創出はもちろん、お金を稼ぐことの楽しさを感じてもらい、そのためには何をすれば良いかを考える力を少しでも育てられたら嬉しいです。

 

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速水 亮子 さん ht_hayami

大学卒業後、株式会社船井総合研究所入社。
経営コンサルタントとして飲食や温浴施設のプロジェクトに携わる。
その後楽天株式会社入社。トラベル事業でリスティング、アフィリエイトを担当。
夫婦で起業したいと考えAKO株式会社を設立、現在に至る。

 

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