ひとり旅のプランニングには、大きく3つの方法があります。

1. パッケージツアーを利用する
2. コンシェルジュを利用する
3. 自分でプランニングする

それでは、1つずつ解説していきますね。


●色とりどりのパッケージツアー活用法

 

パッケージツアーというと、観光地を旅するツアーが代表的。
団体様のイメージが強いかもしれませんが、最近はひとり旅OKのツアーもたくさんあります。
その形態も、

A. 移動手段・宿泊・観光が全て固定されたオールインクルーシブタイプ
B. 移動手段・宿泊のみ固定された自由行動タイプ
C. 移動手段・宿泊を選択できるフレキシブルタイプ

と様々です。


移動手段と宿泊がセットになるパッケージツアーのメリットは、なにより価格がリーズナブルなこと。
個人で手配する航空券代よりも、航空券代と宿泊代を合わせたツアー料金の方が安いなんてこともよくあります。
添乗員さんが同行するAタイプのツアーなら、より安心感がUP。
価格は抑えたいけど自由に行動したいというあなたは、B・Cタイプのツアーを選ぶといいでしょう。

 

パッケージツアーは、観光地を旅するツアーだけではありません。
例えば、旅を通して大自然に触れられるエコツアー。

山に登ったり、大森林の中をトレッキングしたり、海でカヤッキングしたり・・・とても魅力的な体験ですが、ひとりでこなすアクティビティとしては、安全を考慮すると不安な面も。
でもエコツアーを利用すれば、経験豊富なスタッフの指導のもと、安心して大自然を体験することができます。

 

また、世界的な環境問題に対する意識も高まる中、自然環境の保全の現場を体験できるエコツアーも盛んです。
旅の中で木を植えたり、野生動物を保護する活動を経験、旅を娯楽にとどまらせるのではなく、学びの場にしてしまおうという発想です。

 

学ぶと言えば、現地で習いごとやホームスティができる体験型留学もありますね。
留学というと海外を想像しますが、国内だってファームステイで農業を体験したり、日本にいながら英語オンリーの環境にドップリ浸れる語学留学プランもあります。

 

社会貢献・国際貢献の現場を訪れることを目的としたスタディーツアーも人気です。
現地の状況がよく分からない中で、NGOやNPO施設の訪問やボランティア活動を個人でプランニングするには、やや限界があります。
そんな場合は、現地の状況を把握しているスタッフが配置されたスタディーツアーを利用する方が効率的。
スタディーツアーもひとり参加を受け付けているものが多いので、このようなツアーを通して、同じような志をもった人々と知り合える良い機会になります。

このように、パッケージツアーは千差万別。
自分好みのパッケージツアーが提供されているかどうか、調べてみる価値大です。


●忙しいあなたの味方!旅のコンシェルジュ

 

あなたの旅のテーマは、個性的すぎてパッケージツアーではまかなえない?
もしくはパッケージツアーはスケジュールが固定されているので、旅のテーマにぴったりのツアーがあっても参加できない?

じゃあ、全部自分で手配を・・・できればいいですが、仕事も忙しいし、なかなか時間がとれない。
そんな時は、オーダーメイドで旅のプランニングをお手伝いしてくれる「旅のコンシェルジュ」を利用してみては?


従来の旅のように、行き先が決まっている場合の旅のプランニングをお手伝いしてくれるところから、あなたが実現したい旅について自由に相談できるところまで様々です。
旅のテーマは決まっているけれど、具体的なプランが決まっていないあなた、試しに旅のコンシェルジュに相談してみましょう。
あなたが思いもよらないような行き先を、旅の経験豊富なコンシェルジュが提案してくれるかも。
移動手段や宿泊についての希望も思うがままです。
自分で手配するよりお金はかかりますが、旅のプランニングにかける時間をぐっと短縮でき、効率よく旅の準備を進めることができるし、旅の内容がぐっと濃くなるかもしれません。


●ひとり旅はマイプランニングで!

 

「とにかく全部、自分の好きにしたい!」
そんな気分なら、少々ハードルは高いですが自分オリジナルなプランニングに挑戦してみましょう!


旅のプランニングの基本は、旅のテーマに合わせて日程・移動手段・宿泊先を確保すること。
ひとり旅ビギナーは、「行った先でなんとかする」発想ではなく、事前にプランニングする方法を選びましょう。

 

まずは旅のテーマから、旅に必要な日数を割り出し、スケジュールを決めましょう。
旅の日程確保に、有給休暇の利用がオススメな理由は第2回でお伝えしましたね。
オフシーズンの時期に旅ができるなら、直前の計画でも大丈夫ですが、やむを得ずGW・お盆・年末年始などのピークシーズンに重なる場合は、半年から数ヶ月前の計画と予約が必要です。
旅のテーマがコンサートやお祭りなど、現地での混雑が予想されるような場合も、早めの予約を心がけましょう。


1日の予定は詰め込みすぎず、余裕を持ったプランを立てるのがいいでしょう。
日中の予定が立て込んでいたら夜はゆっくりと宿で過ごすようにしたり、夜遊びを楽しみたいなら、午前中は遅めに起きて体力を温存したりと、バランスのとれた計画を。
また、思い付きで行動ができるように、スケジュールにわざと空きを作っておくと、ガイドブックには載っていない、自分ならではの発見も楽しめます。


●どうせなら、旅路も楽しめる旅に

 

飛行機、電車、バス、船、自動車、自転車、徒歩・・・
移動も立派な旅の一部です。あなたの旅のテーマに沿った移動手段を選びましょう。

飛行機を使う場合、なるべく明るいうちに到着する便を選んでくださいね。

現地に深夜に到着する便は価格が安くなることもありますが、ここは、お金より安全を重視。
日程がFIXされた航空券を利用するとコストが抑えられますが、キャンセル料が高い、便を変更できないなどのデメリットもあります。
少しお金がかかっても、変更OKのチケットを購入すると、もう少しココで過ごしたい!と思った時に調整が効いて便利。
また、体調が悪くてすぐに帰りたいと思った時にも、変更ができるチケットを持っていると助かります。

 

国内の新幹線や特急電車の場合、期間限定で新幹線や特急電車が乗り放題というチケットがあり、中にはグリーン車指定席を選べるプランもありますので、自由気ままに長距離を移動したいあなたの強い味方です。
青春18切符を利用して時刻表を片手に、のんびりと普通車でローカル線からの車窓を堪能しながら旅路を楽しむのもいいでしょう。


海外の長距離列車も、WEBで事前予約ができるところが多くあります。
様々なレイルパスがあるので、航空券をオープンジョーにして、往路便と復路便の空港の間を鉄道で移動する旅もいいですね。

 

国内の高速バスや夜行バスを利用すれば、飛行機や電車より、コストを抑えて長距離を移動することができます。
特に地方の市町村へ行く際、飛行機や電車を乗り継いで行くよりも、バスの直行便で訪れた方が便利な場合があります。


また、夜行バスでは座席で夜を過ごすため、「どこでも寝られる神経を持った人専用」のように思われますが、最近は独立シートタイプのバスや、座席をかなりフラットにできるバスも登場しています。
女性専用バスやカーテン付きのバスもあり、気になるプライバシーも確保できます。


海外では列車網が発達していないような地域も多いため、バスでの移動を選ぶ場面も多くなります。
しかし、国によっては時刻表通りに走らない、車が故障するなどの事態に見舞われることが多いため、タイトなスケジュールでの利用は避けた方が無難です。


●宿泊予約は旅行サイトで簡単便利に

 

宿泊先の選択のポイントは、前回のコラムでご説明したとおり。
個人手配のお宿はWEBで予約するのが1番便利です。
エクスペディアなどの旅行サイトでは、宿泊先の口コミ情報がお役立ち。
サービスの内容や快適さに加えて、立地の便利度や周囲の治安も知ることができます。
キャンセル料が3日前まで不要な場合が多いので、仕事や体調の都合で急に行けなくなったときでも安心です。
また、フライトと宿泊場所を組み合わせて予約すると、別々に予約するよりも安くなる場合もあるのでお得です。


ひとり旅のプランニングは、自由に予算を配分できるのも魅力的。
移動はリーズナブルにする代わりに宿をゴージャスにしてみたり、1泊だけラグジュアリーなホテルに宿泊、残りはエコノミーな宿で過ごす、なんてプランも自分好みで決められます。

旅のプランニング術を駆使して、自分好みの旅のプランを作ってくださいね。

 

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